シチューオンライスはどんな味?
シチューオンライスには、ビーフストロガノフ風とチキンフリカッセ風の2種類の味がラインアップ。
ビーフストロガノフといえば、どちらかというとビーフシチューのような濃い色の料理のイメージが強いですが、シチューオンライスではやや茶色のクリームシチューといった見た目です。肝心の味の方は、かなり濃厚なクリームシチューという感想が散見されます。サワークリームが効いているため、濃厚ななかに酸味があり、すっきりとした後味なんだとか。通常のクリームシチューよりとろみが強く、ご飯にかけてもべちゃべちゃにはならないそうです。
チキンフリカッセ風はチキンとキノコを具材に入れて作ります。こちらは一般的なクリームシチューっぽい味という感想が多く、ドリアに近い味と表現する声もいくつか出ています。実際にチーズを追加して、ほとんどドリアにしてしまった人もいました。
ご飯にシチューは是か非か?
一部の地域・家庭では実は数十年前からご飯にクリームシチューをかける食べ方は行われていたようで、「時代が我が家に追いついてきた!」という声も数多くあります。一方でこれまでクリームシチューはパンで食べてきたという人にとっては、テレビCMが新鮮に感じられたようで、CMを見てお店を探し回ったという人もいたようです。
はじめてシチューをご飯にかけて食べてみたという人たちの多くが、「おいしい」と感想を残しており、クリームシチューはご飯に合わないという意見はごく少数にとどまっているようで、ほとんどの場合、シチューオンライスは素直に受け入れられたように見受けられます。
たまたま一部の家庭でしか文化として存在しなかった、クリームシチューをご飯にかける食べ方。印象的なCMのシチューオンライスが登場したことで、一気にシチューの食べ方の王道になってしまうかもしれないですね。
(文・姉崎マリオ)