【スーパーの店員】走り回る子を注意したら店長から怒られた

第1207回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
小さい子どもを連れての買い物は、ひと苦労ですよね。知らない間に勝手に商品を手に取っていたり、店内を走り回ったり…。本当ならすぐに終わる買い物も、子どもの行動に注意していると、倍以上も時間がかかるなんてこともザラです。

店内を走り回る子ども…あなたならどうする?

そんな子連れの買い物について、ネット掲示板にはある投稿が。投稿主は、スーパーで働く女性のようです。

投稿内容を要約すると、勤務中、店内を走り回っている子どもがいたそう。見かねた投稿主が、「ぶつかって怪我したら危ないから歩こうね」とやさしく注意したところ、先ほどまで姿が見えなかった親が現れ、「走り回るくらいいいじゃない!」と反論してきたのだとか。

それだけでは終わらず、その後、店にクレームが入り、店長に怒られてしまったというのです。走り回っていた子どもだけでなく、「高齢者や妊婦さんにぶつかってしまったら…」との想いからこうした行動に出た投稿主。理由を説明しても「まぁ客商売だし、商品壊れたら新しいの出せば良いし 誰か怪我したらうちの責任ではない、お客様第一だからね」と、店長は聞く耳を持たず、親に反論されたり、店長に怒られたりしたことが納得できないとのこと。

【スーパーの店員】走り回る子を注意したら店長から怒られた

親と店長に怒りを覚える投稿主に賛同の声

この投稿には、多くのコメントが付いていますが、そのほとんどが投稿主を擁護するもの。最近では、いわゆる「モンスターペアレント」が目立ち、「注意したくても出来ない人が大勢いる」と分析したうえで、投稿主のしたことは正しいとするコメントが散見されます。「子どもだからってなんでも許されるわけではない」とのコメントも多く、結局は親のしつけやマナーの問題だと感じる人も多い様子。

また、“私が子供の頃は、普通に他人の大人に怒られた。”“わたしの子供の頃は近所に叱ってくれるおじさんがたくさんいて楽しかったです。” といったように、自分の幼少期を振り返り、時代の変化を実感する声も。

一方で、注意したことは正しいけれど、「組織人」としては間違いという意見もありました。投稿主よりもたくさんのクレームを受けてきたであろう店長、「『理不尽なことがあるけど、こう考えてみればどう?』とレクチャーをしてくれているのではないか」、「社会に出れば理不尽なことはたくさんある」ということのようです。

今回の投稿、一見“良い行動”とも取れますが、このように賛否両論があります。子育て中のママやパパはもちろん、独身の人や子育てを終えた高齢者など、誰にでも起こり得るシチュエーション。もしあなたが買い物中にこの状況になったら、どう対処する?
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)

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