メディア個別 【人気カウンセラーが語る】夫婦コミュニケーションを円滑にする方法 | 人気カウンセラー監修 シーン別に見る夫と妻の考え方の違いとは? | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」

【人気カウンセラーが語る】夫婦コミュニケーションを円滑にする方法
~人気カウンセラー監修 シーン別に見る夫と妻の考え方の違いとは?~

夫婦だからこそ、“あ・うん”の呼吸、“以心伝心”で伝わることも多い…その一方で、何年たっても夫の気持ち、妻の気持ちで理解できない部分がある…というのも、夫婦の永遠のテーマかもしれません。それもそのはず、夫婦問題カウンセラーとして人気の高草木陽光さんによると、夫と妻、つまり男性と女性はそもそも考え方や思考回路が違うから当然だそうです。

夫婦は、“理解してもらおう”と期待して待っていても、 なかなかうまくいかないもの

「日々の生活の様々なシチュエーションで、夫と妻の考え方の違いを痛感するのではないでしょうか? でも、そんな時“理解してもらおう”と期待して待っていても、なかなかうまくはいかないもの。互いが相手を知り、“理解しよう”と歩みよること、その努力こそが夫婦には必要なことなのです」(高草木さん 以下同)

そこで、よくある夫婦間のコミュニケーションの考え方の違いを例に挙げて、高草木さんに解決のコツを伺った。

【夫婦ゲンカ】

夫…逃げる
妻…攻める

高草木さんは、“どうしたら夫婦ゲンカをしない仲がいい夫婦になれますか?”とよく聞かれるそう。しかし、夫婦ゲンカをしない夫婦が“いい夫婦”“仲がいい夫婦”ではないという。

「本当に仲がいい夫婦とは、“正しいケンカができる夫婦”です。感情をストレートに表現する妻は、夫から納得のいく答えがかえってこないと、ついあれこれ責めたくなってしまうもの。一方、感情をすぐに言葉に変換することが苦手な夫は、間髪入れず返ってくる妻の言葉に返す言葉を失ってしまい、逃げ腰になってしまうのです。つまり、話し合いをしているつもりでも、正しい話し合いになっていないことが多いのです。さらに、“謝ったら負け”という意地の張り合いがケンカを長引かせてしまいます」

正しい話し合いとは、お互いの意見や気持ちを聞いて尊重し合い、お互いにとってベストな方法を見つけることができる“建設的な話し合い”だという。どっちが正しく、どっちが間違っているというジャッジは、夫婦間でしてしまうと、夫婦に上下関係ができてしまうのでNG。夫婦はあくまで対等であるのが理想だという。

「ケンカになったときは、妻は感情をただぶつけるだけでは、本当に夫に伝えたいこと、わかってほしいことは伝わりません。夫を一方的に正そうとしても、夫は責められていると思い耳をふさいでしまいます。そうならないためにも、“不安だ”“寂しい”などという気持ちを意地を張らず、強がらずにそのまま伝えましょう。夫は、ケンカになったときに黙っていると、妻は“問題から逃げた!”と感じます。そうなると、ますます妻の怒りは増すばかり。瞬時に言葉にできないならば、“もう少し時間をくれないか?”などと一声かけて距離をおきましょう。妻にちゃんと向き合っていることさえ伝われば妻も無駄には責めたりしないものです」
【人気カウンセラーが語る】夫婦コミュニケーションを円滑にする方法
 

【記念日】

夫…結婚したら忘れる
妻…結婚したらこだわる

すべての女性…と言わないまでも、女性は“記念日”を祝うのが好きなもの。一方、男性は“なんで記念日にそんなにこだわるの?”と疑問をもちながらも、そんな本音を封印して妻の機嫌をそこねないようにスケジュールに書き込む…。しかし、夫婦間ではその“記念日”が揉める原因になるケースも多いという。

「結婚前はマメに記念日を祝ってくれた夫も、結婚後は“釣った魚にエサはやらない”状態になることが多いんです。結婚記念日すら忘れていたというケースもよくある話です。一方の妻は、結婚前にマメな男性であればあるほど、結婚したらもちろん記念日を覚えてくれているだろう、祝ってくれるだろうと思い込んでいます。この気持ちのすれ違いが揉める原因になるのです」

つまり、根本的な原因は“コミュニケーション不足”だと、
高草木さんは話します。

「結婚した人のほとんどがハマってしまうのが“当然マジック”です。“結婚記念日は覚えていて当然”“言わなくてもわかって当然”“誕生日は家族全員で食事して当然”…など、夫婦それぞれが描いた“当然”にハマってしまうのですが、むしろ意外なことのほうが多いのが結婚生活なのです」

つまり、自分のなかの“当然”を期待して落ち込むくらいなら、記念日の前にちゃんと相手に伝えておけばいいのだ。

「女性は往々にして、“相手が覚えているか否か”を試したりしてしまうものですが、結果が悪かったとき残るのは、悲しさや怒りの感情だけです。そんな賭けをするくらいなら、素直に気持ちを伝えたほうが、はるかに幸せな時間を過ごすことができます」

もちろん、あまりにも記念日が多すぎれば夫は疲れてしまいますので、ほどほどに。

「一方の夫も、“結婚記念日”はさすがに忘れないでほしいものです。結婚記念日は、“夫婦が生まれた日”。つまり、“夫婦の誕生日”です。きっと妻は豪華なことを望んでいるのではありません。ささやかでも、“夫と向き合う時間が欲しい”という気持ちを大事にしてあげてください」

夫婦になったからと言って、その日からお互いのすべてがわかるわけではありません。結婚生活のなかの出来事を通して、互いが相手を知る努力をし、相手を思いやり、尊重し、ひとつひとつ乗り越えて絆を深めていく。それが夫婦なのでしょうね。
(構成・文/横田裕美子)

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