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【家事の効率化をしぶる夫】反対するのはなぜ?
~夫が家事の効率化を嫌がるのはなぜ?~

「食器洗い機を買いたい」「掃除ロボットが欲しい」「ハウスクリーニングをお願いしてみたい」と妻が家事の効率化やアウトソーシングを提案しても、夫がどうも乗り気ではないためなかなか実現に至らない…。そんな話をよく耳にする。

共働きの流れが進み、全自動洗濯乾燥機、食器洗い機、掃除ロボットが“新・三種の神器”と呼ばれるようになった状況とは裏腹に、金銭的理由とは別の部分で、家事の“効率化”を嫌がる男性の本音はどこにあるのだろう。

夫婦関係に詳しい男性カウンセラーの下木修一郎さんに、「家事の効率化・機械化をしぶる夫の心理」について聞いた。

●「妻ばかり楽をするのはずるい」という不公平感

「まず、家事のほとんどを妻にまかせている男性に多いのが、そもそも家電に興味がないこと。そのため古い情報しか知らずに、『乾燥機はゴワゴワになる』などといった昔の常識を引きずっている場合もあるでしょう」(下木さん 以下同)

だがそういうケースばかりではない。家電導入や家事代行にお金をかけることについて、「妻ばかりお金をかけて楽をするのかよ!」という不公平感から導入を嫌がる男性もいるという。

「『妻がルンバのスイッチを押しただけで掃除した気になってイライラする』という男性がいました。なぜそんなに心が狭いのか。その背景には『家事とは妻が僕のために心をこめてやってくれるはずのことなのに、スイッチひとつで済ますなんて!』という夫側の屈折した心理があるようです」

なんとも幼稚な心理にも思えるが、つまりは夫婦間の根本的な不仲、愛情不足が遠因となっているケースが少なくないようだ。さらに、男性側がそう考える背景には、妻に自らの「母親像」を重ねていることも関係する場合もあるという。

「皿洗いひとつにも愛情をこめてやってほしい。食器を洗う姿を子に見せるのも母の務めだ。なぜなら母はそうやって自分を育ててくれたから、という考えが価値観の根底にある男性もいます。ナンセンスな話ですが、それらも『妻から愛が欲しい』という欲求から出てきているように思います」

嫁姑が不仲だったり問題を抱えていたりする場合は、この傾向がより強く出てくる可能性があるという。“神器”導入に反対されたら、姑との関係も注意してみてみよう。
【家事の効率化をしぶる夫】反対するのはなぜ?
 

●家事の効率化をしぶる裏に隠れた男のプライド

実は、単純に金額がネックになって反対するが、“男のプライド”からそうとは言いたくないというケースもよくあるという。

「収入に自信がないから家電の購入や家事のアウトソーシングがためらわれる。だが、稼ぎがない男と思われたくないプライドがあるので、金額を理由には出したくない。夫が曖昧な言い方で強情に購入を阻止する場合は、そういうパターンもあります。その場合、まずは冷静に相手の主張を聞いてみましょう」

「夫が反対するから購入できない」とモヤモヤしている人は、相手の反対理由の根底に何があるかをまず突き止めてみよう。金額か、価値観か、夫婦間の愛情不足か。原因がわかれば突破口は必ず見つかるはずだ。
(取材・文:阿部花恵 編集:ノオト)

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