冷凍していつでも食べられる!作り置きしたいつくねレシピ

第1244回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
焼いて食べたり、鍋やみそ汁に入れたり、いろいろな食べ方がある「つくね」。居酒屋などでは定番の具材ですが、一度に大量に食べるものではないので、家で作るにはちょっと不向きそう…。でも冷凍保存すれば、食べる分だけ解凍すればいいので、作り置きに最適な食材に! そこでつくねの冷凍方法とレシピを紹介します。

冷凍していつでも食べられる!作り置きしたいつくねレシピ

つくねの冷凍は加熱前? 加熱後?

食品の冷凍保存で気になるのは、生の状態で冷凍するべきか、調理したあとに冷凍するかという問題。つくねの場合は、どちらでもOK! 生の状態で冷凍すれば、調理したあとの風味が落ちることはありませんし、調理後に冷凍すれば、そのままお弁当に入れるということもできます。

だから、調理時間に余裕があるときは生冷凍のつくねを使い、時間のないときには調理済み冷凍のつくねで手早く済ませることができるので、2種類作り置きしておくと便利かもしれません。

では、そんなつくねをどうやって作るかというと…。

水切り不要! 豆腐でふわふわ鶏つくね

豆腐を使うときに面倒な水切りがいらない、手軽でふわふわな鶏つくねのレシピです。

【材料】
・鶏ひき肉…150g
・豆腐…100g
・玉ねぎ…1/2玉
・かたくり粉…大さじ2
・鶏がらスープの素…小さじ1
・塩…少々
・酒…小さじ1
・砂糖…小さじ1
・しょうゆ…大さじ1
・みりん…大さじ1.5

【作り方】
1)ボウルにみじん切りにした玉ねぎ、鶏ひき肉、豆腐、かたくり粉、鶏ガラスープの素、塩入れて練り混ぜる
2)まとまりが出るまで混ぜたら8等分にし、丸く整えてフライパンにサラダ油を引いてこんがり焼く
3)酒、砂糖、しょうゆ、みりんを混ぜ合わせてタレを作る
4)タレをフライパンに加え、弱めの中火で焦げないように絡めれば完成

水分が多いほうがふっくらするので、豆腐は水切りしないほうがおいしく出来上がります。

相性ぴったり! トウモロコシの鶏つくね

つくねにトウモロコシの意外な組み合わせ。でも相性ぴったりでお腹にもしっかりたまる、食卓に出したら驚かれること間違いなしのレシピです。

【材料】
・鶏ひき肉…200g
・トウモロコシ…1本
・ズッキーニ…1本
・ネギ…10cm
・すりおろしショウガ…小さじ1
・かたくり粉…大さじ1
・酒…大さじ1
・塩…小さじ1/4
・サラダ油…適量

★酒…大さじ1
★みりん…大さじ1
★しょうゆ…大さじ1
★砂糖…小さじ1

【作り方】
1)包丁でトウモロコシの実をそぎ落とし、かたくり粉をまぶす
2)ボウルに★の材料をすべて入れてタレを作る
3)別のボウルに鶏ひき肉、みじん切りにしたネギ、ショウガ、塩を入れて混ぜ合わせる
4)粘りけが出てきたらトウモロコシを加えてさらに混ぜる
5)6等分にして、小判型に整形する
6)フライパンにサラダ油を入れてズッキーニを塩こしょうを軽く振って焼く
7)ズッキーニを取り出したら、つくねを並べて中火で2分焼く
8)焼き色が付いたら裏返してふたをし、弱火で5分焼く
9)混ぜておいたタレを入れて中火で絡める
10)器にズッキーニと一緒に盛り付ければ完成

一緒にズッキーニのようなお好みの野菜を加えれば、彩りも鮮やかに。甘辛味なので、お弁当にもぴったりの一品です。

レンコンやしいたけなど、余ってしまった食材を鶏ひき肉に混ぜるだけで、いろいろなアレンジが簡単にできるつくね。余り物の処分もかねて、一気に作り置きをしてしまってみてはいかが?
(文・姉崎マリオ)

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