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タイミング法とは?妊娠の確率をあげる上手な方法

第36回 カラダのキモチコラム
子どもを授かりたいと思った場合、不妊治療はまずタイミング法から始めてみましょう。タイミング法は自分で行うこともできます。ここでは、タイミング法とは何なのか、その費用や身体的負担の程度、行う際のポイントなどを解説します。 […]

子どもを授かりたいと思った場合、不妊治療はまずタイミング法から始めてみましょう。タイミング法は自分で行うこともできます。ここでは、タイミング法とは何なのか、その費用や身体的負担の程度、行う際のポイントなどを解説します。

タイミング法とは?


タイミング法は排卵に合わせて性行為をする方法で、不妊治療におけるもっとも初期段階で試される方法です。排卵は月に1回しかないため、排卵時期以外に性行為をしても妊娠することは基本的にはありません。そのため、やみくもに性行為を重ねるよりも、子どもを授かりたいと思うのであれば、タイミング法で排卵を狙って性行為をする方が確率は上がります。
一般的に、排卵時期は、おおよそ排卵日前3日間を指します。この排卵日の数日前に性行為をすることで、妊娠が期待できます。

タイミング法はどのように行うのか

タイミング法で重要なのは、何よりも排卵日を予測することです。
排卵日を予測する方法には、おもに「基礎体温の計測」「排卵検査薬の使用」「病院での治療」の3つがあります。それぞれチェックしていきましょう。

基礎体温の計測

基礎体温の計測は妊活の基本。まずは基礎体温を計測して、低温期と高温期を把握しましょう。
3か月程計測を続けると、自分の生理リズムがわかってくるので、ある程度予測することができます。目安は低温期最終にぐっと体温が下がる日(最低体温日)で、排卵はこの最低体温日の前日から高温期になるまでのどこかで起こると言われています。そのため、基礎体温を毎日計測し体温の変化をしっかり見極めることが大切です。

基礎体温を正しく測るための3つのポイントを解説します。 1婦人用体温計を使用すること

基礎体温の計測には、舌下で使用する専用の婦人用体温計を必ず準備してください。
最近では、たった10秒で計測できたり、簡単にアプリへ転送する機能がついているものもあります。

2目覚めてすぐに起き上がらない状態で体温測定をすること

基礎体温とは身体を動かす前の安静時の体温です。そのため、朝起きて動いてしまってから測定したのでは意味がありません。目が覚めて、必ず動き出す前のそのままの状態で測定しましょう。

3一定期間測定を継続すること

基礎体温は1日2日計測したところで、それが低温期に属するのか高温期に属するのかを判断することは難しいです。また、女性の基礎体温はホルモンバランスや体調によっても変化します。そのため、一定期間計測を続けることが重要です。最低3か月程続ければ、自分の基礎体温の推移が分かるようになります。

基礎体温の計測は、自分でタイミング法を試す場合でも、病院で指導される場合でも、どちらでも必要となります。「子どもを授かりたい」と思ったら、まずは基礎体温の計測を始めましょう。
「基礎体温の正しい測り方、グラフの見方・妊娠しやすい時期について」についてはコチラ

排卵検査薬を使う

基礎体温の計測に加えて、排卵検査薬を使うと、より正確に排卵日を把握することができます。
排卵検査薬は、黄体形成ホルモン(LH)の値が一定値以上(卵胞が成熟した際のホルモン値)で陽性反応が出る仕組みになっているため、排卵検査薬で陽性となれば排卵間近だと判断できるからです。

ちなみに、排卵検査薬で陽性反応が出た日=排卵日ではありません。
タイミングについては排卵検査薬の説明書や使用上の注意事項を必ずご覧ください。

詳しくは「排卵検査薬を正しく使って妊娠する確率をあげよう」で解説していますので、検査薬使用が初めての方はもちろん、なかなか妊活がうまくいかない方もぜひチェックしてみてくださいね。

病院での治療

排卵日の予測が難しい、もしくは自己流でタイミング法をやってもなかなか妊娠できない、そんな場合は病院での治療を開始しましょう。

タイミング法の受診回数は少ない場合で【初診】【排卵日予測】【排卵確認】の3回です。
タイミング法は保険適用となるため、1回あたりの受診料は2,000~3,000円、1周期で1万円程度という病院がほとんどでしょう。ただし、卵の大きさを確認する超音波検査が月2回以上となった場合は保険適用外となるため、1回あたり4,000円程度になります。卵の成長が遅い場合や不規則な場合には、排卵日を見誤らないように何度も通院をして検査をする必要があります。

なお、初診時の検査結果や患者側の希望によっては、自然に排卵するのを待つのではなく、排卵誘発剤を使用することもあります。使用する排卵誘発剤にもよりますが、自力よりも排卵の確実性が上がることで妊娠成功率を上げることができるのがメリットです。一方、卵巣を刺激して多くの排卵を促す特性上、多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になる可能性があるというデメリットも。そして、当然薬代もかかります。しかし、薬代は保険適用となるためそれほど高額にはなりません。排卵誘発剤には内服薬と注射がありますが、内服薬の場合1周期分で500円程度、注射であれば1回1,000円前後で済みます。

※費用は受診する医療機関によって異なりますので、ご自身でご確認ください。
排卵障害等ない場合は、まずは自然排卵によるタイミング法から始め、その後の状況や希望に合わせて、医師と相談しながら排卵誘発剤の使用も検討していきましょう。

タイミング法はどのくらいの期間行うべき?

不妊治療の第一歩でもあるタイミング法。
実際どのくらい行えば効果があるのでしょうか。これはもっとも気になる点ですよね。
ここでは、タイミング法効果的な回数について解説します。

タイミング法を何回行うかは年齢や希望にもよりますが、一般的には6周期が目安です。
なぜなら、不妊因子のないカップルが排卵時期を狙って性行為をした場合、89%の人が6周期までに、99%の人が12周期までに妊娠したというデータがあるからです。
つまり、当然年齢にもよりますが、6周期成功しなければ、なんらかの不妊因子がある可能性が高いと考えることができるのです。6周期で結果が出なければ、それ以上回数を重ねるよりも、病院やクリニックの受診を早めにする方が近道だと言えるでしょう。

タイミング法をうまく行うポイント


タイミング法を始める前に、せっかくならうまく行うポイントを押さえてより効果的にチャレンジしましょう!押さえておくべきポイントは以下5つです。

正確に排卵時期を把握すること

タイミング法で大切なのは排卵時期を把握することです。
そのためには、基礎体温の計測や排卵検査薬の使用を行い、より正確に特定したい場合は医師に相談しましょう。

健康的な身体をつくること

妊娠するためには夫婦ともに健康でなければいけません。
気を付けるべきは、規則正しい生活をすること。
とくに睡眠不足や栄養不足はホルモンバランスを崩す原因となるため注意しましょう。
また、身体が冷えないようにすることも大切です。

パートナーの協力を得ること

妊娠はパートナーがいてこそ成立するもの。
だからこそ、パートナーの協力は必要不可欠です。
排卵日にこだわり過ぎて性行為を義務化してしまうと、お互いストレスを溜めることになって却って逆効果。相手の気持ちを尊重し、無理のないようにしましょう。

結果に一喜一憂しないこと

タイミング法の成功率はそれほど高くはありません。妊活をするとついつい「妊娠したのでは?」と期待してしまいますが、期待が大きすぎると、その分落胆してしまうことに。ショックが大き過ぎるとそれがストレスとなり、ホルモンバランスを崩してしまうこともあるため、一喜一憂しないように気を付けましょう。

長くトライしすぎないこと

できるだけ高度な治療をせずに妊娠したいと思う気持ちから、何度もタイミング法にトライする人も大勢います。しかし、お伝えしたように、健康的な人の場合約8割の人が半年以内に、約9割の人が1年以内に妊娠すると言われています。それ以上経っても妊娠兆候がない場合には、早めに病院やクリニックに行くなり、方法を切り替えましょう。長いチャレンジはストレスになることはもちろん、大事な時間を無駄にしてしまうことにもなります。

まとめ

タイミング法では、あまり躍起になるのは逆効果。やはり心の健康があってこそ妊娠は叶います。
アプリ等のツールを使って基礎体温管理の負担を減らしたり、たまには夫婦で妊活を忘れて遊びに行ったりするのはとてもおすすめです。結果に一喜一憂すると、せっかくの妊活もただ辛くなるだけ。他人と比べないようにすることも大事です。
心の健康を一番に考え、夫婦ともに無理のない妊活を進めていきましょう。

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ドコモ・ヘルスケアがお送りするカラダのキモチコラム。女性のライフステージに合わせて、女性ホルモン、基礎体温、妊活などの情報や、ダイエットや冷え対策など日常生活で役立つ情報をお届けしています。
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