メディア個別 家事と育児を両立しながら自分の“やりたい”が実現できたママたちの秘密 | 妻でもないママでもない 女性の人生の歩み方 | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」

家事と育児を両立しながら自分の“やりたい”が実現できたママたちの秘密
~妻でもないママでもない 女性の人生の歩み方~

ママテナが20~40代の229名の女性(既婚または未婚・子あり)を対象に実施したアンケート調査。「自分らしい生き方ができていると感じているのか」(インターネットによる独自調査 調査期間:9月30日~10月2日)の結果によると、「夫の妻であることや、子どもの親であることに息苦しさを感じた経験はありますか?」という質問に関しては、「ある」が81.8%。結婚・出産を経て、育児や家事に時間を追われる生活を前に、「もしも家庭を持たない人生だったら…」と、自分の夢や理想を思い描いているママが多いことが明らかに。

●店を構えないレンタルカフェ開業

しかし、なかには結婚し子どもを持っても、自分らしい人生を実現できたというママもいる。いったいどうして実現できたのでしょう? 実際に家庭を持ちながら、自分のやりたいことを実現したという3人のママにインタビューしました。

「子どもに手がかからなくなったら、栄養士の資格を活かして、何かをやってみたいとは思っていたんです」

そう話すのは、小学5年生と3年生、2人の息子を持つAさん。Aさんは現在、ママ友と都内でカフェを開いている。Aさんたちが利用しているのは、レンタルカフェスペース。通常はカフェとして営業しているが、空き時間を利用して1日カフェとしても貸し出しているというユニークな空間だ。

「もし普通にカフェを開業しようと思ったら、数百万円単位の費用が掛かってしまいます。レンタルカフェスペースなら、少ない投資でスタートすることができますし、自分の考えたフードレシピが人気を得られるか、力試しにもピッタリだと思いました」(Aさん)

レンタルカフェは、価格やメニュー作成、内装などのアドバイスもしてくれるという。「スクールなどに通うより実践的で、より自分の肌で必要なノウハウが学べる点もうれしい」とAさんは話します。

やりたいことの実現にはお金がかかる、そう思いがちですが、まずはスモールスタートで発進。かつ、リーズナブルに実現できる手段を探してみることが、実現への近道になりそうです。
家事と育児を両立しながら自分の“やりたい”が実現できたママたちの秘密
 

●異業種交流会の出会いがきっかけに

「子どもが生まれ専業主婦になったとき、何か心にポッカリと穴が開いてしまった気がしました。だからと言って、何をやりたいというワケではなかったけれど、何もしないままでは気持ちがおさまらず、異業種交流会に参加したんです」

Bさんは、現在子育てのかたわら、地元の伝統芸能を活かしたデザイン商品の開発販売やワークショップを開催するNPO法人で働いている。その法人立ち上げのメンバーこそ、異業種交流会で知り合った仲間たちです。

「交流会に参加してみたら、私と同じようなモヤモヤとした気持ちを抱いているママにも出会うことができ、“こういう気持ちを持っているのは私だけじゃないんだ”とホッとし、励まされもしました」(Bさん 以下同)

何か行動をしたいと思っても、なかなか一人では勇気も湧かず。また、何から始めていいかわからないという問題に直面するもの。行動を起こしたBさんは、交流会を通じて5人のメンバーと出会い、今に至る。Bさんは主婦のネットワークを生かし、知り合いのママ友に商品制作の手伝いアルバイトを依頼。ママ友たちの指揮を取り、商品の売上も順調に伸びているといいます。

「特に資格もスキルもないし、これまで何か華麗なキャリアがあったわけでもない私でも、いざやってみると、自分でも協力できることがあって嬉しかったです」

●大好きなパン屋に頼み込んでオーナーへ

パン屋のオーナーを務めるC子さん。元々は専業主婦であり、これまで事業の経験もパンを焼いたこともなかったが、パン屋のオーナーになったのは、そのパン屋が好きだったから。

「私もうちの子どもも、元々はここのパン屋さんの大ファン。何度も通ううちに、こうしたパンを自分も作れるようになったらいいな、と思い、思い切って働かせてもらえないか、頼み込んだのがきっかけです」(Cさん 以下同)

お子さんは当時3歳。まだまだ手がかかる年齢で、育児のかたわら仕事との両立は「大変だった」と振り返るが、「それでも、楽しかったかも」とも。

「仕事に家事・育児の両立は確かに大変でしたが、それでもツライと感じなかったのは、パンと向き合うことが楽しかったからかなと思います」

実はパン屋の主人も、ちょうど後継者を探していたという。先代に代わって今では、そのパン屋のオーナーを務めている。

こうして3人のエピソードを振り返ってみると、共通するのは「迷わずに何らかの行動を起こしたこと」。自分では無理かもと、気おくれしては損。勇気あるはじめの一歩が、希望ある未来につながっていくようです。
(文・団子坂ゆみ/考務店)
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