かたいお肉は●●に漬け込む
お肉を柔らかくするために、まず思いつくのは漬け込む方法。「タンパク質分解酵素プロテアーゼ」と呼ばれる成分を含んでいる食材に漬け込むことで、お肉が柔らかくなります。
具体的な食材としては、酢豚などにも入っているパイナップルもしくは、舞茸にも前述の成分が多く含まれているといわれているので、おすすめです。
他にも、キウイ、マンゴー、タマネギ、大根など、いろんなフルーツや野菜でも柔らかくなるので、お好みの食材を使うとよさそうです。
片栗粉でコーティングして柔らかくする
お肉を焼くと、肉汁が流れでてきますよね。それを防ぐために、お肉を焼く前に片栗粉を薄くまぶしておくと、肉汁を閉じ込めることができます。そうすると、ジューシーで柔らかいお肉に仕上がるというわけ。おいしく焼き上げるためには、片栗粉を“薄く”まぶすことがポイントです。普段から料理をしているご家庭であれば、片栗粉も常備されている場合が多いのでお手軽なはず。
お肉をたたいて柔らかくする
こちらも比較的定番な方法ですよね。ミートハンマーや包丁を使ってお肉をたたくことで、お肉の繊維がほぐれて柔らかくなります。また、たたくことによってお肉に下味がなじみやすくなり、焼いた際にも縮みづらくなるともいわれているので、ステーキなどの際には、この方法が適しているかもしれません。
前述の他にも、炭酸水に漬け込んだり、重曹を使うなどの方法もあり。調理の仕方によって、上手に使い分ければ、お料理スキルがアップするかも。「柔らかいお肉に仕上げたい」というときには、ぜひ試してみてください。
(文・山手チカコ/考務店)
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