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転落事故が564件…赤ちゃんの大人用ベッド使用の危険性
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母子の愛情の育みや絆・信頼関係を築くために、大人と同じベッドで赤ちゃんを寝かせる育児方法もありますが、実はそれは大変危険な行為かもしれません。

大人用ベッドの使用で頭蓋骨骨折や窒息が相次ぐ

11月8日に消費者庁が発表した資料によると、0~1歳児が大人用ベッドから転落する事故報告が、平成22年12月から平成29年6月末までに、合計564件も報告があったとのこと。

大人が大人用ベッドから落ちても危ないので、生まれたばかりの赤ちゃんならなおさら。赤ちゃんが転落してしまうと、頭蓋骨骨折や頭蓋内損傷を引き起こす可能性があります。さらに、ベッドの設置場所によっては、赤ちゃんが転落したことで大人用ベッドと壁や物との間に頭が挟まれて窒息するケースもあり、命を落とす危険性があるそう。

厚生労働省「人口動向調査」(平成22年から平成26年)を消費者庁が分析したところ、0~1歳児のベッドからの転落を起因とした死亡事故が9件確認できたと報じています。
転落事故が564件…赤ちゃんの大人用ベッド使用の危険性
 

転落や窒息を防止すべきために気をつけること

消費者庁は前述のような事故防止のために、予防法を呼び掛けており、詳細は以下の通りです。

1)満2歳になるまではできるだけベビーベッドを使用する
・ベビーベッドの柵は常にあげておく
・国が定めた安全基準の検査に合格した製品を使用する(PSCマークが貼付されたもの)

2)大人用ベッドで寝かしつけをする際の注意事項
・ベッドに子どもをひとりにさせない
・寝かしつけたあとは、子どもをベビーベッドに移す
・保護者が寝てしまったり寝返りしてしまうと、子どもの転落や圧迫に関わる危険性があることを意識する

3)窒息事故を防ぐために寝室環境に注意する
・大人用ベッドと壁などの隙間をなくし、転落・窒息の危険性を下げる
・大人用ベッドの周りに柔らかい毛布やクッションなどは置かない。転落時の衝撃緩和などの目的であっても、子どもの気道をふさいで窒息するリスクがある

4)大人用ベッドに取り付ける幼児用ベッドガードは、生後18カ月未満の乳幼児には“絶対”使用しない
・子どもが隙間に挟まり、自力で抜け出せずに窒息するリスクがある

かわいいわが子を見ていると、同じベッドで寝たいものですが、それはとても危険な行為です。ある程度の年齢になるまでは、ベビーベッドを使用して子どもの安全を最優先で考えるようにしましょう。
(文・山手チカコ/考務店)

出典:消費者庁「0~1歳児の大人用ベッドからの転落事故に御注意ください!」
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