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妊娠期間は10カ月、「とつきとおか」というのはなぜ? 

妊娠期間は10カ月、「とつきとおか」というのはなぜ?
~ベビーカレンダー~

出産予定日とは最終月経から10ヶ月経った日のことですが、日本では妊娠期間を「十月十日」(とつきとおか)といい、10日間のオマケがついていますね。妊娠予定日を過ぎるとだんだん不安になってくるママも多いかもしれません。しかし、医学的適応があって早く生まれたほうが安全だと産院で判断された場合を除き、順調な妊娠経過なら予定日を過ぎてもいいはず。「とつき+とおか」と捉えて、自分のペースを崩さずに心のゆとりをもっていきましょう。

こんにちは、助産院ばぶばぶ・院長のHISAKOです。初めて妊娠した人は、ネットや本、産院などで知らない言葉がたくさん出てきておどろいている人も多いのではないでしょうか?今日は妊娠期間をあらわす言葉「とつきとおか」についてお話しします。

妊娠週数の数え方

妊娠週数は、最終生理開始の1日目を「妊娠0w0d」と数えます。最終月経から約2週間後が排卵日。そこでたまたまタイミングが合って精子と卵子が出会い受精します。受精したその日は妊娠2w0dになります。
妊娠期間の「1カ月」は暦の31日=1カ月ではなく、7日間(1w)×4w、つまり28日間を「1カ月」と数えます。10カ月の妊娠期間をこれで数えると280日間、ちょうど10カ月経った日。そこが出産予定日となります。

予定日に近くなると感じるプレッシャー

予定日超過すると、友人、親戚、あっちからもこっちからも「まだ?」と聞かれ、あまりにもしつこいとだんだんモチベーションが下がってきますよね。


だんだん、「わたし、ほんと妊娠してるのかな? もしかしてこのおなか、便が溜まってるだけ?ずっとこのまま妊婦のような気がしてきた……」など、出産直前に妊婦の思考回路は正常な判断ができなくなっていくこともあります。

とつきとおかの「とおか」って?

日本では、280日の妊娠期間を「十月十日」(とつきとおか)と表現したりしますよね。前述の計算上では「とつき」で予定日のはずです。「とおか」は余計です。これは、何を意味するのでしょうか。
わたしはこんなふうに解釈しています。「予定日を過ぎたっていいじゃない!のんびり待とうよ、予定日10日超、大歓迎!」なんでもかんでも「早かったらいい」「早くできることがすごいこと」と考えてしまう人が多いけど、「早いこと」がいいことだなんていったい誰が決めたのでしょうか。

とおかは赤ちゃんからのプレゼント

医学的適応があって早く生まれたほうが安全だと産院で判断された場合を除き、順調な妊娠経過なら赤ちゃんは、自分のペースを崩さずに自分の決めた道を信じて、堂々と歩いていきたいのだと思います。お産だってそうだし、生まれてからだってそれは変わりません。

赤ちゃんが出産予定日を超えても生まれなかったら、あなたはため息をつきますか?ママに心のゆとりをプレゼントしてくれる10日間のオマケ。「とつき+とおか」にはそんなメッセージが込められているのかもしれませんね。

著者:助産院ばぶばぶ院長 助産師HISAKO

総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門『助産院ばぶばぶ』を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2014年10人目出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。

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