基本的にはお礼の言葉を
ほとんどの意見で、ほめてくれたことに対しての「ありがとう」は言うべきというアドバイスが出ていました。そもそもかわいいとほめられるのは、小さい子どもを連れていれば社交辞令に近いものであり、本当にかわいいと思ってくれているのかどうかなんてわからない。だからこちらも形式的にお礼は言っておくべきという考えのようです。
その上で、親しい間柄などであれば、相手の子どももほめてあげたり、いつもほめてくれる相手に対して感謝の言葉を付け足すのがよいというコメントも。
あまりにも親バカな返しにならないように注意
よくない例として挙げられていたのが「そうなんですよ!」とそのまま肯定してしまうパターン。よく知った仲で、冗談が通じるのであればよいのですが、そうでないとさすがによい印象は持たれないだろうという見解がいくつか出ていました。
それでも抵抗があるなら、こんなテクニックは?
素直に「ありがとう」と言うことにどうしても抵抗のある場合は、むやみに子どもを卑下するのではなく、あくまで謙遜で「ありがとう。でも●●で〜」とお礼に重ねて謙遜の言葉を入れたり、ほめられた本人(子ども)に話を振ってあげて、「ほめてもらえたよー」や「照れちゃうね」、「うれしいね」と反応に合わせて言葉をかけてあげるテクニックも紹介されていました。
子どもがほめられたときの返し方、ついつい謙遜して子どもを卑下しがちですが、子どもは卑下された内容もしっかり聞いているため、必要以上に悪く言うのは子どもの教育的にもよくなさそう。
嫌みにならず、素直にほめてもらったことに感謝の気持ちを伝えて、言った方も言われた側も気持ちよくなれるように返答できるようにしておきたいですね。
(文・姉崎マリオ)
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