お話できない赤ちゃんの気持ちをもっと知りたい!と思った筆者は、独学で学んだベビーサインを娘にを教え始めました。娘に私の気持ちを伝えるときも、言葉と同時にサインを見せると伝わりやすく感じます。私が教えたサインの中で、娘が覚えやすかったもの、覚えてくれてよかったと思うものをご紹介します。
おすすめベビーサイン1:おむつ

「おむつ」のサインは、両手で自分の下腹部をポンポンと叩きます。おむつ交換の時に、「おしっこ(うんち)した?おむつ替えようか!」と声をかけながら、サインを見せましょう。
0歳のころから「おしっこ(うんち)が出たら、ママに教える」ということが習慣化すると、のちのトイレトレーニングの手助けになります。娘にとっては、動きがかんたんで覚えやすかったようで、生後11カ月ごろにサインが出せるようになりました。
おすすめベビーサイン2:飲み物

「飲み物」のサインは、人差し指を立て、口角に当てます。マグやコップを差し出して、「飲む?」と聞きながらサインを見せましょう。サインができなくても、マグを持つなどして、のどが乾いたと伝えることもできます。
暑い時期、「さっきあげたばかりなのに!?」というタイミングで娘がサインを出してくれて、とても助かったことがあります。
おすすめベビーサイン3:もっと

「もっと」のサインは、胸の前で両手をすぼめ、指先同士をトントンと合わせます。「もっと食べる?」「もっと遊ぶ?」など、「もっと」の言葉と同時にサインを見せましょう。
娘はこのサインを覚えてから、グズる回数が減ったように感じます。もっとなにかしたいとき、グズらなくても伝えられるようになったからだと思います。さまざまなシーンで使えて便利なサインです。
ベビーサインは、日々のコミュニケーションの中に少し手の動作をつけるだけ。手軽に挑戦できるコミュニケーション方法です。赤ちゃんとの新たなコミュニケーションを楽しむつもりで、ぜひ試してみてくださいね。(TEXT:ママライター丸川朋)
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