新しい家族が増えると、赤ちゃんにばかり気が向きがちなパパが多いと思います。育児で手いっぱいになりがちなとき、コレをパパがやってくれたら……と思うママも多いですよね。その一方で、2人で協力したいけれど自分は何をしたらいいの?というパパも。そこで今回は、ママはパパに何をしてほしいのか、どうしたらうまくやりとりができるのか、私の経験や失敗を踏まえてご紹介します。
ママの本音は「育児より家事!」かも
パパに赤ちゃんのお世話をしてもらうともちろん助かるけれど、わが家の場合、実のところ効率的なのは「家事」をしてもらうことだと私は思っています。
わが家ではパパの休日に、食事作りや仕事着の洗濯など、家事がぐんと増えます。時間や体力が足りなくて、つらくなってしまうことも多く、休日のたびにイライラをパパにぶつけてしまっていました。ついつい赤ちゃんとの触れ合いばかりを優先しがちですが、家事の負担を減らしてもらえたら……と思っているママも多いかもしれません。
育児と家事分担は臨機応変に
赤ちゃんがミルクを飲んでいる場合は、パパも赤ちゃんにミルクをあげられますよね。ミルクのお世話をすると、腕の中で一生懸命にミルクを飲む赤ちゃんとパパの絆を深めてくれると思います。
わが家の場合は混合育児だったので、ママが授乳をしている際、パパがお皿洗いや洗濯物たたみをしてくれたときは、とてもうれしかったことを覚えています。育児の状況によって臨機応変に協力することも大切ですね。また、忙しさでうやむやにしてしまいましたが、「ありがとう」と言葉で伝えられたらもっとよかったと反省しています。
簡潔に伝えて任せることでうまくいく
やってほしいことを簡潔に伝えることも、夫婦の協力体制では大切なポイントです。わが家では、やってほしいことを簡潔に伝えて、あとの細かいことは任せるように心がけています。
お皿を洗ったあとの台所がビショビショでも、洗濯物が変なたたみ方でも、文句を言うのは控えたいですね。わが家では文句を皮切りにケンカになり、パパに気持ちよく家事・育児をしてもらえなくなってしまったことがありました。なかなか言えないかもしれませんが、大げさなくらいに「ありがとう、すごくじょうずだね。助かった!」と言ってみてください。
ときにはイライラを受け止めてもらうこともパパの大事な役割ですが、ふだんからの信頼関係が大事ですね。少しの心がけと工夫、感謝の気持ちを言葉であらわすことで、赤ちゃんとの新生活はもっともっとうまくいくと思います。(TEXT:ママライター斉藤あや)
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