赤ちゃんが苦手な食材はどう調理すればいいの?離乳食の3つのポイント

赤ちゃんが苦手な食材はどう調理すればいいの?離乳食の3つのポイント

苦手な食材を克服するためにママができる調理方法をお話します。まずは、焼く・蒸す・煮るなどの調理方法を変えてみること。次にとろみをつけてみること。最後にほかの食材と混ぜてみること。大切なのはママが楽しい気持ちで料理を作ること。「まあ、食べなくてもいいか」と思って取り組むこと。「食べたらラッキー」くらいの気持ちで取り組んでみてくださいね。

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食が進むにつれ、赤ちゃんに食べ物の選り好みが出てきます。「この食べ物は好き」「こっちは苦手」と感じることは赤ちゃんの成長のひとつです。

「そのうち食べるようになるよ!」と言われても、どうにか今食べてほしいと思うのは親心だと思います。苦手な食材を克服するためにママができる調理方法をお話します。

どうして食べてくれないか原因を考えてみる

さて、赤ちゃんはどうしてその食べ物を食べてくれないのでしょうか? その原因を考えてみましょう。たとえば野菜なら、繊維が多いものは飲みこみにくく、いやがる子もいます。また、肉や魚はパサパサした食感をいやがったり、脂肪をいやがったりする子もいます。

赤ちゃんが好んで食べる食べ物と、そうでない食べ物は何が違うのか、考えてみるのもいいかもしれませんね。

調理法に変化をつけてみよう

調理法に変化をつけると食べやすくなるかもしれません。赤ちゃんの苦手な食材をいつも同じ調理法や組み合わせで出していませんか? ちょっと工夫するだけで食べてくれるようになるかもしれませんよ。

煮る、蒸す、焼くなどを試してみる

たとえば、ふだんの調理法がマンネリしていませんか? 煮る、蒸す、焼くなど、調理方法はいろいろありますので、変化をつけてみるのもひとつです。調理法が変わると食材の味や食感も変わってきます。蒸したり焼いたりするだけでも、食材そのものの味で、赤ちゃんはよろこんで食べてくれるかもしれませんよ。

とろみをつける

繊維多い野菜やパサつく肉や魚は、とろみをつけて食べやすくしてみるのもひとつです。とろみをつけるといえば片栗粉ですが、オクラやすりおろしたじゃがいも、さつまいも、レンコンなどでもとろみがつきます。これらを使ってとろみをつけると食材の甘みが増して、とってもおいしくなりますよ。

ほかの食材と組み合わせる

赤ちゃんが食べてくれる食材に、食べてくれない食材を混ぜてみるのもひとつです。まずはほんの少しだけ。食べてくれたら、少しずつ量を増やしてみます。

ぜひ、いろいろチャレンジしてみてください。大切なのはママが楽しい気持ちで料理を作ること。「まあ、食べなくてもいいか」と思って取り組むこと。「食べたらラッキー」くらいの気持ちで取り組んでみてくださいね。

著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨

保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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