【離乳食のキホン】赤ちゃんに与えるお肉の選び方と調理方法

【離乳食のキホン】赤ちゃんに与えるお肉の選び方と調理方法

離乳食中期ごろから赤ちゃんもお肉を食べられるようになります。とはいえ、どんなものでも大丈夫というわけではありません。赤ちゃんが食べてもいいお肉の選び方と調理法についてお伝えいたします。まずは脂身の少ないものにしましょう。最初は鶏むね肉のひき肉からはじめるといいです。お肉だけでは食べないときには、とろみをつけたり、ほかの食材と混ぜたりして与えてみましょう。

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。今日は、「赤ちゃんに与えるお肉の選び方と調理方法」というテーマでお話します。お肉が食べられるようになるのは離乳食中期ごろ。まずは鶏のささみから始まり、赤ちゃんはじょじょにいろいろなお肉が食べられるようになっていきます。

離乳食期のお肉の選び方

脂肪の少ない赤身を選ぶ

お肉の脂肪は、赤ちゃんの内臓に負担をかけてしまうことがあります。赤身を与えたいので、脂肪の少ないお肉を選ぶようにするといいですね。

鶏ひき肉はむね肉から

鶏ひき肉を使う場合は、脂の少ないむね肉から始めます。離乳食後期ごろから鶏もも肉にチャレンジです。

離乳食期のお肉の調理法

では、お肉の調理方法です。このひと手間をかけることで、赤ちゃんの体にもやさしいうえに、食べやすくなりますよ。

脂身をとり除く

肉の脂身はとり除きます。鶏肉の場合は皮も一緒にとり除いてくださいね。

ひき肉はサッと湯通ししてもOK

ひき肉には脂肪も混ざっていますが、とり除くことはなかなか難しいものです。ひき肉の脂肪が気になる場合は、熱湯にいれてサッと湯がくだけで脂肪の量がが軽減します。

モサモサして食べにくい場合はとろみをつける

お肉はモサモサしたり噛みにくかったりして、食べにくい場合がありますね。そんなときはとろみづけをするか、つぶしたじゃがいもやかぼちゃなどのなめらかな口当たりの食材に混ぜ合わせるなどして、食べやすくするのもひとつの方法ですね。

少し手間がかかりますが、このほんの少しのひと手間でお肉がより食べやすくなり、離乳食期の赤ちゃんにも安心してお肉を与えられるようになりますよ。

著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨

保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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