空気清浄機選びは目的に応じて機能性に注目
「空気清浄機は『多機能型』と『単機能型』の2つに大別でき、前者は加湿機能などを備えたもの、後者は空気清浄しかできないけれど、パワフルでスピーディーに部屋を綺麗にしてくれるのが特徴です。前者はシャープ、DAIKIN、日立などが、後者はバルミューダ、ブルーエアなどが代表的なメーカーです」(『家電批評』編集部 東春樹デスク)
もし、空気清浄機以外に加湿器などの購入もあわせて検討している場合は、多機能型のなかから購入したほうが、結果出費を抑えることもできそうだ。
ちなみに、最近では空気清浄機機能が付与されているエアコンもあるが「空気清浄機のパワーは製品のスペックに依存するものの、現在のラインナップでは単体の空気清浄機の方がパワーが強いものが多いです」と東さん。餅は餅屋。空気清浄は、空気清浄機、なのだ。
空気清浄機のオススメ機種ベスト3は?
では、もしこれから購入するとしたら、オススメのメーカーと機種は? 東さんにお聞きしたベスト3と、選出理由は以下の通り。
オススメ1位●ブルーエア「Blue Pure 411 Particle + Carbon」
「スウェーデンの空気清浄機ブランドであるブルーエアは今もっともイチオシです。なかでも、安価でコンパクトボディながらパワフルに空気を清浄する本機が◎。国内メーカーにはないシンプルで部屋に馴染む好デザインもポイントが高いです」
オススメ2位●シャープ「KC-F50-W」
「加湿空気清浄機のパイオニア。設置性抜群で、プラズマクラスターで消臭もこなす万能モデル。Amazonなどでは2代落ちの製品も購入できるので、使う部屋や予算に合わせて選びやすい(本機は〜23畳用の2015年モデル)」
オススメ3位●富士通ゼネラル「DAS-303E」
「空気清浄機の中でも、脱臭に力を入れているのが富士通ゼネラル。約24時間ごとに自動で行う高温クリーニングで強力な脱臭フィルターがなんども蘇ります」
1位のブルーエア「Blue Pure 411 Particle + Carbon」のように、最近ではデザイン性に優れた空気清浄機も多数登場しており、インテリア性もグッと良くなっている。なかには、スマートフォンと連動し、Wi-Fiでコントロールできるアイテムもある。まずは機能に注目。続いてデザインや付加機能の順で注目し、自分の家庭にピッタリな空気清浄機を見つけ出そう。
(文・鈴木大介/考務店)