赤ちゃんの口の発達を促すスプーンの使い方って知ってる?

赤ちゃんの口の発達を促すスプーンの使い方って知ってる?

まずは基本は、食事をあげるときには赤ちゃんの正面にスプーンを出すということです。離乳食初期はスプーンになれたり、スプーンが口の近くに来たら開ける練習だと思ってスタートしましょう。中期以降は、赤ちゃん自身がスプーンを持って食べるように促すことが大事です。はじめは上手にできないかもしれませんが、気長に見守ってあげましょう。

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。赤ちゃんに離乳食を与えるとき、何気なく使っているスプーン。今日はそのスプーンの使い方と赤ちゃんの口が発達についてお話しします。

顔の正面からスプーンを持っていく

離乳食期の赤ちゃんにスプーンなどで離乳食を与えるときの基本です。

たとえば、いつもママが赤ちゃんの左側からスプーンを持っていくと、赤ちゃんは左に偏った口の開け方をするようになってしまうといいます。それが将来の歯並びなどにも影響することもあるそうです。赤ちゃんにスプーンで離乳食を与えるときは正面からにしましょう。

離乳食初期の赤ちゃんは?

離乳食初期の赤ちゃんの場合、さまざまなことが初めての体験ですね。離乳食のこともわからない。スプーンも知らない。スプーンが口に近付いたら口を開けるといったことも練習して知っていくことです。

最初は2つのことをしてみてください。

・下唇をツンツンして赤ちゃんが口を開けるのを待つ

・赤ちゃんがパクッと食べたら自然にスプーンを引き出す

スプーンは口の奥に入れる必要はありません。下唇のあたりにスプーンを置いて、そのまま舌の上に離乳食を置いてあげましょう。

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