赤ちゃんが手づかみ食べをいやがる!どうすればいい?

赤ちゃんが手づかみ食べをいやがる!どうすればいい?

手づかみ食べをいやがる赤ちゃんにママができることの1つ目は、手づかみがきらいだからといって、ママがスプーンであげ続けないこと。2つ目は、ママが手づかみ食べのお手本を見せること。3つ目は赤ちゃんに無理強いをしないことです。とくに、ママと同じものを食べるのはよろこぶ赤ちゃんが多いので、おやつなどのときに同じお皿から一緒に食べてみてくださいね。

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。赤ちゃんの食育にもいいとされている手づかみ食べ。今日は、手づかみ食べをいやがる赤ちゃんにママができることについてお話しします。

手づかみ食べの2つの利点

よく、離乳食の本にも離乳食後期ころになると「手づかみ食べをしてくださいね」と書かれていますが、手づかみ食べってどんな利点があるのでしょうか?

五感を促す

食べ物は、それぞれ固さや感触が違います。手づかみすることでその感触の違いを知ることができます。また、つかんだ食べ物を口にもっていくことは、距離感を学ぶことにつながります。握った食べ物を口に入れてどのタイミングで手放すかなどもかんたんにはできません。赤ちゃんは五感を働かせながら何度もチャレンジしてできるようになってくるのです。

食べる意欲を増進させる

自分で食べるという経験を積むことで、赤ちゃんは食べるよろこび、自分で食べる満足感を味わうことができます。

どうして手づかみ食べをいやがるの?

さて、手づかみで食べることをいやがる子の理由とは何なのでしょうか?手触り、べとべと感でしょうか?きっとそれぞれの赤ちゃんによって理由は違うと思います。

苦手でもすぐにできるようになる赤ちゃんもいるでしょう。ハイハイができる時期に個人差があるのと一緒で、手づかみ食べにも個人差があります。赤ちゃんがそれをいやだと思えていることは、発達しているということです。少しずつでいいので、大人が働きかけてあげましょう。

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