カラフルな文具には注意
色鉛筆やボールペンなどはカラフルな物が多く、子どもの興味を引きやすいため、手に取って歩き回ったりしがちで、事故の危険性が高いといいます。
実際に、0歳の子どもが色鉛筆を両手に持って立ち、前に転倒したところ、右眼まぶたに色鉛筆が刺さってしまい、頭蓋骨を骨折。さらに、鉛筆の芯が目の周りに残ってしまったため、摘出手術をすることにまでなってしまったのだとか。
●尖っていなくても口にくわえるのは危険!
色鉛筆や鉛筆など、尖ったものでなくても、棒状の物などはくわえて歩き回ったりした際に非常に危険です。
実際にペンの先端が出ていないボールペンでも、くわえたまま走り回り、転倒してしまった際に、口の中に刺さってしまい、出血を伴う怪我をしたという報告も寄せられているようです。
遊び道具以外にも注意を
細く尖った物は、遊び道具以外にもたくさんあります。箸やフォークを唇や喉に刺してしまった例や、歯磨きをしている際に転倒してしまい、歯ブラシが口の中に刺さったという報告も寄せられています。こういった物を子どもが扱うときには、保護者は常に注意を払う必要がありそうです。
どんなに注意しても、子どもは歩き回ればぶつかったり、転倒したりしてしまうもの。転ばなくても、家具や人にぶつかり、怪我をしてしまうという事例もあります。事故になる恐れのあるものを子どもが持つときには、床に座らせたり、歩き回らせないような工夫をして、危険から守ってあげるようにしましょう。
(文・姉崎マリオ)
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