【離乳食のキホン】各時期のかたさと大きさが分からない!その目安とは?

【離乳食のキホン】各時期のかたさと大きさが分からない!その目安とは?

離乳食で悩むのは、食べていい食材がわかってもその食材のかたさと大きさの目安がわからないというもの。そこで、各時期の食材のかたさと大きさをお伝えします。初期はヨーグルト状のドロドロを目安に、中期はプリンや豆腐のやわらかさでみじん切り、後期は熟したバナナ程度の固さで5mmサイズ、バナナ程度で1cm角サイズになります。赤ちゃんのお口の発達によっても違いますので、きちんとモグモグできているかも見ながらステップアップしてくださいね。

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。今日は、離乳食作りのときにママが疑問に感じることのひとつ、「離乳食ってどれくらいのやわらかさに煮込めばいいの?」というテーマをお話しします。

離乳食の各時期ごとに分けて、やわらかさの目安を赤ちゃんの口の発達とともに、お伝えしますね。

離乳食初期の赤ちゃん

離乳食初期(5~6カ月)の赤ちゃんの口の中は、食べ物が入ってくると、上あごと舌を前後に動かして、のどの奥に送り込もうとします。まだ、かむことができませんので、裏ごしてヨーグルト状にドロドロにします。

調理のコツ

たとえば、ほうれん草やキャベツなどの葉物の野菜は水分が多いので、裏ごしをしただけで赤ちゃんが食べやすいドロドロになるのですが、かぼちゃやじゃがいもなどは裏ごしをしただけでは、もさもさして食べにくいことが多いと思います。そんなときは、湯冷ましや昆布だしなどを加えてとろみをつけると食べやすくなりますよ。

離乳食中期の赤ちゃん

離乳食中期(6~7カ月)の赤ちゃんの口の中は、左右の動きができるようになります。嚙むといいうよりはその前の「モグモグ」する段階です。食べ物は舌でつぶせる絹こし豆腐やプリンを目安にやわらかく煮込みます。形状はみじん切りです。

調理のコツ

離乳食初期の裏ごしから、形のあるみじん切りに進む時期ですが、食べ物によって飲み込みにくくなることもあります。たとえば葉物の野菜パサパサした魚や鶏ささみなど。赤ちゃんが食べにくそうにしていたら、片栗粉などでとろみをつけると食べやすくなりますよ!

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