日本、韓国、アメリカ、ドイツ、デンマークで調査
その調査とは、リンナイ株式会社が2018年2月8日に発表した『【熱と暮らし通信】世界5カ国の「共働き」に関する意識調査』です。同調査は、日本、韓国、アメリカ、ドイツ、デンマークの共働き夫婦の既婚者の男女500名を対象に実施したもの。そのなかで、家事分担をしている人としていない人それぞれに、「あなたは、配偶者(パートナー)のことが好きですか?」と質問しており、結果は以下の通りに。
【家事分担別 配偶者が好き集計】(左:分担している、右:分担していない)
・日本…67.9% 40.9%
・韓国…72.4% 30.8%
・アメリカ…95.7% 71.4%
・ドイツ…85.7% 82.6%
・デンマーク…97.6% 81.3%
結果を見ると、家事分担をしている人ほど、パートナーのことを「好き」だと感じていることがわかります。ということは、夫婦円満のためには、家事分担が有効である可能性があります。しかし、同調査では、ちょっと残念な結果もでているんです…。
家事分担の割合 5カ国中、最下位は日本
パートナーのことを「好き」と思えるためには、家事分担が重要そうですが、実際に家事分担をしている夫婦は、日本が最下位という状況です。
Q.あなたは、配偶者(パートナー)と家事を分担していますか?
・アメリカ…93.0%
・韓国…87.0%
・デンマーク…84.0%
・ドイツ…77.0%
・日本…56.0&
もっとも家事分担をしているのは、アメリカで93.0%。一方で最下位の日本は56.0%と、大きな差が生まれています。
そんなアメリカと日本の家事効率化を比べると、アメリカでは75.0%の人が「機能性の高い家電を使っている」のに対し、日本では38.0%と少なめ…。
ロボット掃除機や食洗器、乾燥機付き洗濯機など、現在は家事負担を軽減できる家電製品が販売されていますよね。家事分担をして、夫婦円満度を高めるためには、これらを上手に使ってみるのもひとつの方法なのかもしれません。
(文・山手チカコ/考務店)
出典:リンナイ株式会社