離乳食メニューを考えるのが大変!栄養バランスはどうすればいいの?

離乳食メニューを考えるのが大変!栄養バランスはどうすればいいの?

今回から数回にわたって、離乳食メニューを考えるときに悩みがちなことを解決します。まず1回目は栄養バランスについてです。栄養バランスの整った献立を作ることはとてもいいことですが、離乳食の時期はそれほど重視しなくても大丈夫です。献立作りに迷ったら、赤・白・黄色・緑・黒の食材を取り入れるように心がけてみましょう。

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食の何に悩んでいるか聞いたところ多くのママが「メニューを考えるのが大変」といいます。今回から数回にわたって、離乳食メニューを考えるときに悩みがちなことを解決します。まず1回目は栄養バランスについてです。

離乳食に栄養バランスは必要?

栄養バランスのととのった献立は理想ではありますが、とりあえずそれは横に置いておきましょう。

離乳食の目的は「食事の練習」をすること、食事がおいしく楽しいと感じることです。とくに離乳食初期から中期は、栄養バランスよりもさまざまな食材に慣れ親しむことを重視します。もちろん栄養バランスを考えた献立はとっても魅力的で、それができるといいなと私自身も感じてしまいます。栄養バランスのととのった献立を作ることはとてもいいことですが、離乳食の時期はそれほど重視しなくても大丈夫です。

献立作りで心がける2つのこと

とはいえ、やっぱり赤ちゃんのためにも気になるのが栄養バランスです。完了期に向けて、幼児食に向けて、栄養バランスがととのうように、献立づくりで気にかけてほしいことが2つあります。

炭水化物、たんぱく質、ビタミン・ミネラルを取り入れる

五大栄養素のうち、この4つの栄養素をまんべんなく取り入れることが大切です。

赤・白・黄色・緑・黒の食材を取り入れる

この5色を食べ物に取り入れると、自然に栄養バランスが整ってきます。

赤:にんじん、トマト、魚類、肉類菜など

白:ご飯、うどん、パン、大根など

黄:卵、トウモロコシ、イモ類など

緑:ほうれん草、小松菜、ピーマン、ブロッコリーなど

黒:黒ゴマ、わかめ、ひじきなど

離乳食期は食事の練習期間です。栄養も大切だけど、まずはその月齢に合ったさまざまな食材を経験させることをまず始めてみてくださいね。

著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨

保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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