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感情的に怒るのをやめる方法とは

第4回 叱り上手なママになるために
「子どもを注意するときは、できるだけ冷静に」と思いつつ、つい感情的に怒ってしまい、後から反省する…というママも多いのでは? 

感情的に怒るのをやめる方法ってあるの? 日本心理教育コンサルティング代表・櫻井先生に聞いた。

「子どもを感情的に怒ってしまう人は、まず子どもに接する前に、いったん自分のイライラをリセットする必要があります。仕事や夫婦関係などでイライラしていないか振り返り、頭のなかを空っぽにしてから子どもに向き合いましょう」(櫻井先生 以下同)

例えば、ヨガや瞑想など、脳のスイッチをいったんリセットするトレーニングは、冷静な思考力・判断力がつくため、オススメだという。また、呼吸法や気功、ゆっくり深呼吸するだけでも、リラックス状態が作れるそうだ。

「人間はイライラしている時や怒りっぽい時には、体が固くなっている傾向があります。逆に、リラックスしているときは、手足が重たくあたたかい状態です。人間はリラックスした状態では怒れないため、イライラしている時はストレッチなどをして、まずは体に働きかけるのもいいですね」

感情的に怒るのをやめる方法とは

そもそも「怒る」とは、相手を思い通りにコントロールしたいなど、「自分」のため。子どもに注意を促すなら、相手のためを思って冷静に「叱る」ことが大切だと櫻井先生はいう。

「離れた場所から怒ると、子どもは『自分のことが嫌いなんだ』と思ってしまいます。逆に、ほっぺをギュッと両手ではさみながら『ダメだよ』と言うなど、スキンシップしながら『叱る』と、子どもは『自分のことを心配してくれている』と思うんです」

また、遠くから怒ってしまった場合にも、その後、子どもに近寄って「肩をポンと叩く」「お尻を軽く叩く」などすることで、子どものなかに「愛されている」という気持ちが育つのだという。

「子どもは、親に怒られても、愛を感じれば、病んだり犯罪に走ったりすることはありません。『自分は要らない存在だ』と思わせてしまう怒り方が、いちばん危険なのです」

思えば、相手を怒る時はたいてい遠くからになりがち。これは、相手を突き放そうとする心の距離が出てしまっているのかも。そして、子どもはそうした心の距離に非常に敏感なのだ。

子どもを注意する時は自分の気持ちをリセットし、そばに寄ってスキンシップをとりながら行おう。それができれば、「叱る」ことで親子の絆はさらに深まるかも?
(田幸和歌子+ノオト)

お話をお聞きした人

櫻井勝彦
櫻井勝彦
日本心理教育コンサルティング
文学修士(社会心理学)、日本心理学会認定心理士、中央労働災害防止協会認定心理相談員。全国の学校・企業・自治体で心理学を活用した講義や研修、カウンセリングを行う。
文学修士(社会心理学)、日本心理学会認定心理士、中央労働災害防止協会認定心理相談員。全国の学校・企業・自治体で心理学を活用した講義や研修、カウンセリングを行う。

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