アゴを強打し、舌を…
1歳と1カ月になる男の子を育てているママの一番の失敗は、息子が生後10カ月のころ。当時、季節は冬で、ストーブを使用していたといいます。
ちょうどそのころ、息子はやっとつかまり立ちができるようになってきてはいましたが、まだ完璧ではなく、「立ち上がっては座り込む」の繰り返しだったのだとか。
ある日、息子はストーブでつかまり立ちをしていて、座り込んだ瞬間にアゴを強打し、歯で舌を切ってしまったそう。
幸い、大事には至らなかったとのことですが、子育て中は、「いつ事故が起こるかわからない」とあらためて実感したそうです。
息子が油まみれに!?
続いては、1歳半の男の子ママの失敗談。「失敗は山のようにある」というこのママ、なかでも印象的だったのは、「息子が油まみれになってしまった」という失敗のようです。
なんでも、揚げ物をした後、油を固めるために一晩放置していたのですが、固まり具合がイマイチだったそう。油を捨てるために使う新聞紙を取りに行くため、ゴミ箱の前に置きっぱなしにしてしまったところ、戻ってきたときには息子が油をかき回して楽しそうに遊んでいたのだとか…。
「おむつ」「ベビーバス」関連の失敗は多い?
ここまで、「ママの失敗」を見てきましたが、なかでも多かったのは、「おむつ」と「ベビーバス」に関するもの。
「おむつ」って、忙しいときに限って交換しなければいけなくなること、ありませんか? ちゃちゃっと済ませたら、じつはズレていて、床に“大きいほう”がポロリ…なんて経験をしたママは少なくないようです。
また、女性の手は比較的小さいため、赤ちゃんを支えきれずにベビーバスに落ちてしまったという意見も散見されました。
ひと口に「子育ての失敗」とは言っても、時には命にかかわりかねないこともあるから、慎重にならなければいけないし、そのたびに自分を責めてしまうかもしれません。
だけど、どんな失敗もわざとではなく、子どものためを想ってやったことが裏目に出ただけなんですよね。
もちろん一度失敗したことは繰り返さないなどの気持ちは必要ですが、多くの場合は「子どもの年齢」=「ママ歴」。子どもと一緒に学びながら成長していけばいいと思いますよ。
(文・山手チカコ/考務店)