冷たくて喉ごしのよいそうめんは、暑い季節に欠かせないもの。すぐにゆで上がるので、手軽に食べられるのも魅力です。でも、シンプルに調理できるものほど、ちょっとしたことでおいしさがぐんとアップすることってありますよね。そこで今回は、知ればもっとおいしくいただける「そうめん」のお話。おいしくゆでるコツはもちろん、余ったときのリメイクレシピもご紹介します!
■そうめんをおいしくゆでるコツ
箸でほぐさない方がベター
では、さっそくそうめんをゆでていきましょう。鍋にたっぷりのお湯を沸かしたら、そうめんをパラパラと散らすように入れます。箸で混ぜると、麺を傷つける可能性があるので、対流に任せるのがおすすめ。でも、麺のくっつきが気になる場合は2~3回ほどやさしく混ぜてくださいね。
最近は「差し水は控えて」派も
そうめんをゆでていて、お湯が吹きこぼれそうになったら「差し水をする」「びっくり水を入れる」と覚えている人は多いかもしれません。ところが、最近では「差し水は控える」とされることが多いんです。
これは、差し水をすると急激に温度が下がって、そうめんに十分火が通らない可能性があるため。食感も落ちてしまいます。そこで、火加減を調節することで吹きこぼれを防ぎ、差し水は控える、といわれるようになりました。差し水はその昔、かまどなど火力の調節がすぐにできなかった時代の名残り、という説もあるんです。
ただし、メーカーによっては、差し水をすすめているところもあるので、差し水のあり、なしで食べ比べてみて、お好きなゆで方を見つけるのもいいですね。
「梅干し」と一緒にゆでるとおいしくなる?
そうめんをゆでるときに、梅干しを入れるとおいしさがアップする、という話があります。これは、梅干しに含まれるクエン酸が小麦粉と結びついて、でんぷんが溶け出すのを抑えるため。コシのある麺に仕上がるんですって♪
そうめんの美味しい茹で方
by そっち~さん
梅干しの代わりに、お酢を入れる方もいらっしゃいます。1Lの水に対してお酢大さじ1(梅干しなら1個)が目安、とのことです。
しっかり揉み洗い
パッケージに記載された時間でゆでた後、ざるにあげて流水でしっかりと揉み洗いします。そうめんの表面に付いたでんぷんのぬめりを取れば、ツルッとした食感に。余分な塩分も落とせますよ。
■小分けがポイント!そうめんの上手な盛り付け方
ゆでたそうめんは、水を吸いやすいため、水や氷と一緒に入れるとのびて食感が落ちやすくなります。水をしっかり切ってから、お皿やざるに盛りつけるのがおすすめ。清涼感を求める方は、そうめんを氷の上にのせるといいでしょう。
盛り付けるときに、小分けにしたり一口大に丸めて並べたりすると食べやすいですよ。
息子の✳︎そうめん弁当♡【#冷たい麺弁当#お弁当#簡単レシピ】
by sachiさん
そうめんをお弁当に入れるときも、一口サイズが役立ちます。フォークでクルクル巻き付けるとかんたんです。丸めたそうめんの間に、仕切りとしてきゅうりや大葉などを使っても◎。
配信: レシピブログ