家にある“アレ”で、親子でお掃除アイテムを作ってみよう!

家にある“アレ”で、親子でお掃除アイテムを作ってみよう!

第4回 家にある“アレ”でお掃除大作戦!
市販の便利そうな掃除アイテムを見つけると、ついついあれこれと買いこんでしまい、気づけば置き場がないくらいに溢れて…なんてことになったりしてませんか?
そういうお掃除アイテムも、アイディアひとつで意外と自分で手作りできちゃうんです。そこで、家にある不用品で簡単に作れちゃうお掃除アイテムの作り方を紹介。親子で作って一緒にお掃除すれば、楽しさも倍増すること間違いなし!

不用品が、万能お掃除グッズに大変身!

使うものの画像

使用する不用品は、割り箸、ガーゼ、輪ゴム、針金ハンガー、雑巾、ストッキング、トイレットペーパーの芯で、下の写真のようなお掃除グッズに変身します。

お掃除グッズ画像

玄関掃除も掃除機でできちゃう万能アイテム

玄関のお掃除、皆さんはどのようにしてますか? さすがに家の中を掃除する掃除機で砂や泥がついた玄関の掃除はしたくないですよね。でも、掃き掃除も面倒…。そんなときに便利なアイテムが、トイレットペーパーの芯で簡単に作れちゃいます。作り方は、トイレットペーパーを斜めにハサミでカットするだけ。カットした筒を掃除機の先端にはめ込めば、安心して玄関のゴミも吸い取れます。また、先端が斜めにカットしてあるので、隅っこや角までまんべんなく掃除できます。掃除機の先端と筒のサイズが合わない場合は、筒の部分を少し折って輪を小さくして差し込んでみてください。それでも取れそうな場合は、ガムテープなどで固定するのもおすすめ。

玄関掃除の画像

お馴染みの“お掃除棒”は常備したいお掃除グッズ

細かいところを掃除するのに活躍してくれる、お掃除棒。割り箸にガーゼやお掃除シートを巻き付けて輪ゴムで留めるだけでできちゃうので、お子さんとテレビを観ながらせっせと作っておいたりするのもいいですね。筒のような容器にたくさん立てて家のいろいろな場所に置いておけば、ちょっと気になる汚れを見つけたときも、その場で手軽にお掃除できてとても便利なアイテムです。

針金ハンガーを活用して届かない隙間のお掃除も解決!

掃除機の入らない狭い隙間や、高いところのホコリって、なかなかきちんとお掃除できなくて困りますね。
そんなときに便利なのが、針金ハンガーと雑巾(タオル)と片足分のストッキングで作るお掃除アイテムです。

【作り方】
①針金ハンガーを分解してのばして、希望の長さに折りたたむ。
②針金の先端を雑巾のフチより少し内側に置いたら、雑巾を針金に巻きつけていく。
③雑巾の先端を折り込んだら、輪ゴムでしっかりとめます。
④その上から片足分のストッキングをかぶせて出来上がり。

≪ポイント≫
・針金の柄を長くしたかったら、針金を折りたたまないで希望の長さで作ってください。
・針金の先端が尖っていて危ないので、お子さんが作る際にはセロテープやビニールテープなどで先端をカバーしてから作るようにしてください。

雑巾と針金ハンガーの画像

雑巾を輪ゴムでとめる画像

隙間掃除の画像

針金ハンガーとストッキングでお風呂のゴミもスッキリ!

お風呂の浴槽に浮いているアカやゴミや髪の毛って、なかなかうまく取り除けないものですね。そこでまたまた針金ハンガーとストッキングが大活躍。
作り方は、針金ハンガーに片足分のストッキングをかぶせたら、表面がピンと張るようにハンガーを少し広げて出来上がり。あとは湯船のゴミをすくっていけば、あっという間にゴミが取れちゃいます。お子さんにも、金魚すくいをするような感覚で楽しみながらお掃除してもらえちゃいます。
さらに、お風呂以外でも冷蔵庫の下の狭い隙間などの掃除にも役立つアイテムです。

ストッキングをかぶせる画像

ハンガーを広げる画像

浴槽掃除の画像

撮影/岡村智明 構成・文/横田裕美子