なぜ面白い女はモテないのか? 会話をする上で本当に大事にすべきこととは
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なぜ面白い女はモテないのか? 会話をする上で本当に大事にすべきこととは

第5回 脱・恋愛オンチのコツ
【脱・恋愛オンチのコツVol.11】
脱・恋愛オンチのコツVol.11。今回は「なぜ面白い女はモテないのか?」についてお話します。

人と話していて「面白いよね」と言われるのは結構気分が良いものです。相手が聞き上手な人だと、ついつい気持ち良くなって話し過ぎてしまうことも。

ですが、昔からよく「面白い女はモテない」との定説があります。面白いと言われても、モテる人とモテない人がいる、というのが正しいかも知れません。

という私は、「面白いよね」とは言われるもののさっぱりモテなかった側。それはなぜなのか、振り返ってみます。

1) 「面白いよね」=「変わってるね(俺とは違うね)」の意味の場合
他にコメントがしようがないから、「面白いよね」と言っている場合があります。ちょっとニュアンスが違いますが「良い人なんだけどね」というワードと同じで、便利だから言っているだけの時も。

相手のニュアンスを汲み取って、「じゃあ合わないから別の人」と思うも良し、戦略を変えるも良しです。

2) 自虐や一方的な話題で相手がついてこられない場合
気心が知れている仲でないと、このようなネタは通じません。初対面や出会って日が浅い人だと、なおのこと。「そんなことないよ……」と気まずいフォローをいれられてしまったり、表面上は笑ってくれていても心の中で静かに引かれてしまっていたりする場合も。

自虐ネタは、できれば相手と通じる共通のネタ(同じ趣味のコアなネタ、同業者あるあるなど)にしましょう。あとは「今言ったら笑ってくれる空気」になっているかも大事です。笑える空気ができてないと、笑えるネタもスベる可能性があります。

そもそも面白い話をしたい人というのは、ウケたいという欲ももちろんありますが、「楽しんでほしい」というサービス精神が強い人でもあり、無意識のうちに「盛り上がった空気にしなくてはならない」と義務感に駆られている場合も多いのではないでしょうか。

そんな人に気づいてほしいのは、ひとりでその場を盛り上げようとしないで良いということ。無理して盛り上がった空気にしなくても、別に大丈夫なんです(笑)。面白いことを言って相手を笑わせるよりも、一緒に楽しもうとする方が相手の性別を問わず二人の仲が進展する可能性が高いです。楽しい=共感なので、一緒にどこかに行く、見る、話を共有するとお互いの心の距離が縮まります。

そのためには、自分は何が好きで、どんなことに興味があるかを伝えつつ、相手にも聞いてみましょう。面白い話をするより相手と知ろうとすることが重要なのです(これは場を盛り上げる努力に値します)。

ただ、相手の話に同調するのが共感ではなく、理解することが共感すること。やたらと同調すると、こびを売っている感じになってしまいますので、そこは履き違えないように注意してくださいね。

以上を気をつけると、モテない面白い女の呪縛からあなたは解き放たれるかもしれません……。

ちなみに面白い話をしてはいけないのではなく、面白い話をしても大丈夫そうな空気になったら相手が疲れない程度にガンガンして大丈夫! 気楽に考えて楽しんでみましょう!
余談ですが私は「話がつまらなくて、でも一緒にいて全然つらくない人がいい」と思って今の夫と結婚しました。

なんでかと言うと、話が面白すぎたり、逆に盛り上げ上手すぎて人の話をやたらと面白がってくれたりする人って、めちゃくちゃモテるわけです。私自身、モテる人が苦手というかライバル多そうだなとか、合わなさそうだと思うと、引いちゃうタイプなんですね……(小心者)。

というわけで話がつまらない……というか、つまらないというより勝手に相手が自分の好きな話をしてくれて、その話を私も興味がないわけではない程度に聞ける。つまり、一緒にいても全然つらくない人が理想だったんです。

面白くなくても、ずっと一緒にいたいという感覚があるということを知ってもらえればと思います。


(カマンベール☆はる坊+ノオト)
カマンベール☆はる坊
カマンベール☆はる坊
1985年生まれ。東京在住の普段は会社員をしている兼業漫画家。 飲み会好きな下戸。南極へ新婚旅行に行くお金が欲しいと思っている。 25歳まで彼氏ができなかった著者がやっとまともな男性と結婚するまでいろいろと試した実話を描いたコミックエッセイ「まだモテてないだけ。」(KADOKAWAメディアファクトリー)が発売中。 ※表紙が黄色で背表紙が白なので書店で探す際はご注意ください。 Instagram(@camembertharbou)でもメイクについての情報を発信中!
1985年生まれ。東京在住の普段は会社員をしている兼業漫画家。 飲み会好きな下戸。南極へ新婚旅行に行くお金が欲しいと思っている。 25歳まで彼氏ができなかった著者がやっとまともな男性と結婚するまでいろいろと試した実話を描いたコミックエッセイ「まだモテてないだけ。」(KADOKAWAメディアファクトリー)が発売中。 ※表紙が黄色で背表紙が白なので書店で探す際はご注意ください。 Instagram(@camembertharbou)でもメイクについての情報を発信中!
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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