美胸になると健康になる!? プロ直伝のお手軽バストケア
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

美胸になると健康になる!? プロ直伝のお手軽バストケア

サイズアップもするかも!
大きさやカタチ、ハリなど、多くの女性が抱くバストへの悩み。かく言う筆者も、自分の慎ましすぎるバストに寂しさを覚えているひとりです。そんなバストの悩みを、体の凝りをほぐして解消することを提唱しているのが、『おっぱい番長の「乳トレ」』や『病気がいやならわきの下をもみなさい』などの著書を持つ、経絡整体師の朝井麗華さん。
全身の健康のために、自身やサロンのお客さんに行っていた施術が、バストに効果的だったことから、バストケアから健康になるための方法を伝えています。

今回はそんな朝井さんに、美バストの定義について話を伺いました!

■カタチ、大きさetc……? そもそも美バストの定義って何?

──そもそも美バストとはどんなバストのことを言うのでしょうか?
「私が考える美バストの定義は、以下の4つのポイントがあります」(朝井さん)

・鎖骨の中心にあるくぼみとバストトップを線で結ぶと正三角形になるか
・筋肉のコリがないか(バストの上の骨と骨の間を指で押したときに指が筋肉にめり込みづらかったり、痛みを感じたりすると凝りがある)
・肩から肘までの距離の半分より上にバストトップが収まっているか
・ボディとバストの境界線であるバージスラインがあるか

──そのどれか、むしろすべては当てはまりそう……。でも胸の形や大きさって遺伝で決まるものなのでは?

「骨格や肉質などは遺伝するものですが、美バストは生活習慣などによって損なわれます。人の体は基本的に生まれた時はバランスが良いのですが、その後の生活によって歪むものなんですよ」

──では、何か原因があって美胸は損なわれるってことなんですね。
「いろいろ原因はありますが、一番は胸に通じる筋肉が凝っていること。例えば、悪い姿勢でパソコンやスマホを使う時間が長いと、凝りや歪みはどんどん悪化します。他には、自分の体型やバストのサイズに合っていない下着をしていたり、食生活が乱れたりすると良くない影響を及ぼします」

──バストに合った下着を選んだり、良いものを意識して食べたりはできそう! でも、凝ってしまった筋肉をほぐすことはできるのでしょうか?

「胸につながる筋肉をプロの整体師にほぐしてもらったり、セルフでできるマッサージ“乳トレ”をしたりすると良いでしょう。バストは体のセンターにあるので、胸や肩、背中の筋肉の影響をダイレクトに受けます。胸や胸に近い筋肉をほぐすことで首や肩の凝りも改善されるのです。血流が良くなることでハリやツヤも出ますよ。また、筋肉の凝りがとれ、呼吸を深く行うことができるようになることで得られる内臓活性やリラックス効果もありますし、根気よく続けることで人によってはバストが1~2カップサイズアップも期待できます」

──乳トレは一石二鳥どころか、三鳥も四鳥もメリットがあるんですね。これはやるしかない!
朝井さんに凝りを押してもらい苦悶の表情……。これは効く……!

■家で美バストを作る! 5分でOKの乳トレ

乳トレのメリットを聞いたところで気になるのが、そのやり方。朝井さんが「すべての女性にマスターしてほしい」と話してくれた、家でできる2つのマッサージを紹介します。まずは、毎日5分以下でこちらを続けてみることからスタート!

■バストくるくる

①片手の指を揃え、バストを支えるように下側に添える。
②反対側の親指以外の指で、鎖骨の下からバストの間を内側から外側へ円を描きながら筋肉をマッサージする。10秒~30秒間行う。
③反対側の胸も同様に行う。表面をさするのではなく、筋肉に届くイタ気持ち良いくらいの強さで行う。

■肋骨ほぐし

①片手の指を揃え、バストを支えるように下側に添える。
②もう片方の手は拳にし、第二関節の骨を脇の下に当て、脇からバストトップへとさすり上げる。脇からバストトップまでの筋肉をほぐすマッサージ。
③支えていた手がバストトップまできたら外す。これを左右ともに10~30回ずつ行う。

どちらも洋服の上からではなく直接肌に触れて行うのが良いそう。肌への摩擦や負担をかけないよう、ボディオイルやクリームを使って行ってください。

また、「どうしても今日は時間がない!」という時でもまったくしないでは改善の道を歩めません。そんな時は「1種類だけ」、「3分だけ」でも良いので、毎日少しでも凝りをほぐしておくことが大切です。

■信号待ちに電車通勤中。こっそりできる〝ながら乳トレ〟

また、通勤中などに“ながら”でできる乳トレも聞きました。

■親指ブスブス

①鎖骨の下からバスト全体に、垂直に立てた親指の先を指すように筋肉をプッシュ。1箇所3秒カウントし、ゆっくり離す。片手で行っても両手同時に行っても◎。
②写真のようにめり込むくらい圧をかけ、イタ気持ちいい程度に押す。左右20プッシュ以上行って。凝っていると痛い! その場合はソフトな圧で回数を多めに。
③アンダーバストのエリアも忘れずに。鎖骨下~わき周り~バスト下部と広範囲に行って。(バストトップは皮膚や感覚がデリケートなので避ける)

写真/朝井麗華 著「おっぱい番長の乳トレ」(講談社)


どの乳トレも簡単にできそうですが、飽き性さんのために続けるコツも伺いました。

「コツではなく現実を知っていただきたいのですが、『楽して変わりたい』というのは、無理な話。“美は1日にしてならず”と心に留めておいてください。また、凝りは溜めれば溜めるほど解消するのに時間がかかるので、女性のみなさんは1日でも早く乳トレをはじめてほしいです」(朝井さん)

ちなみに美バストになるには、胸の大きさや年齢などは関係ないそう。「小さいから関係ない」とか「アラサーだからもう手遅れ」なんてやらない言い訳をせずに、“乳トレ”一緒にチャレンジしてみませんか?

(河島まりあ+どてらい堂)
河島まりあ
河島まりあ
雑誌やフリーペーパー、ムック、 書籍、ウェブなどで編集や執筆を行う、フリーランスの編集者・ライター。ビール、そば、硬いパン、オリーブ、アイスが好き。料理が嫌い。趣味なし、特技なしなのが悩み。
雑誌やフリーペーパー、ムック、 書籍、ウェブなどで編集や執筆を行う、フリーランスの編集者・ライター。ビール、そば、硬いパン、オリーブ、アイスが好き。料理が嫌い。趣味なし、特技なしなのが悩み。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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