一枚あると便利! 食事が楽しくなる、とっておきの器
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

一枚あると便利! 食事が楽しくなる、とっておきの器

第15回 私の知らない趣味の世界
日本の代表的な焼き物5種類!
「食事は目でも楽しむもの」なんて言葉がありますが、同じ料理でもお気に入りの器に盛り付けるだけで、よりおいしく感じられるもの。頑張って作った料理はもちろん、出来合いの総菜の日でも素敵な器があれば、より充実した時間を過ごせそう! 今回は、日本の伝統的な器をご紹介します。

■料理を際立たせる素朴な器たち

まずは、陶器市で良く知られる栃木県の益子焼。
よく見ると点々と砂のような土っぽさが残っていて、素朴な味わいがありますよね。かわいらしいおにぎりをより引き立て、温もりを感じさせてくれます。
ぼってりと重厚感があるシンプルな一皿。メイン料理はもちろん、スープや副菜まで幅広く使えそう!
益子焼と同じく素朴な印象の萩焼(山口県)は、やわらかな風合いが特徴的です。
優しい土の質感が活かされていますね。器に装飾がないので、サラダの彩りが際立っています。
オムライスがおいしそうに盛られているこちらのお皿も、萩焼。ケチャップライスを見えるようにすると、全体が色鮮やかになり、シンプルな器とマッチしますね。
岡山県備前市の備前焼には、益子焼や萩焼以上に土っぽさがあります。
深い茶褐色が味わい深く、ノスタルジックな雰囲気のこちら。白いごはんともぴったりで、いつものメニューもなんだか料亭の一品のように感じられそう。
和菓子との相性も◎。お客さんが来た時にこんな器でお茶菓子を出したら、高級感もあって喜ばれること間違いナシ!

■それだけでサマになる、存在感ある磁器

石川県の伝統工芸である九谷焼は、美しい絵柄と鮮やかな色使いが人気です。
黄、緑、紺、赤、紫などを使ったカラフルな色彩で、シンプルなパンもグッと華やかな印象に。
こちらはモダンでポップな九谷青窯の一枚。昔ながらの絵柄も良いですが、こんなかわいらしいちょうちょやお花柄なら、家にある他のお皿とも合わせやすいかも。
続いては、最近カフェや雑貨店などでもよく見かける波佐見焼。産地は長崎県です。
一見北欧を思わせるデザインですが、透き通るような白磁と色合いから、波佐見焼らしさを感じます。深みのあるブルーが落ち着いた印象で、ティータイムもゆっくりと楽しめそう。
ハサミポーセリンは近年増えてきているモダンな波佐見焼のひとつ。独特な色味と質感ですが、全体的なデザインはシンプルなので、どんな料理とも合いそう。写真のようなワンプレートもバッチリです。

日本の伝統的な器のなかでもごく一部の紹介でしたが、それでも形、色、質感は多種多様で、どれも和食はもちろん洋食でも中華でも合うものばかり。海外の器もかわいいけれど、改めて古き良き日本の器を使ってみてはいかがですか?


(佐藤まねごと+ノオト)
アリシー 編集部
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アリシー編集部は、30代を目前に漠然とした不安を抱くも、なかなか一歩前に踏み出せない女性(=いもむし女子)に向けて、いつもの日常がちょっと豊かになるようなコンテンツを提案しています。きっと自分らしい生き方を見つけるきっかけになるかも。
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女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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