夏に羽目をはずしたことある? アラサー女子の衝撃の実態を調査してきた
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

夏に羽目をはずしたことある? アラサー女子の衝撃の実態を調査してきた

第1回 ちょっとだけ、羽目はずしたい夏。
みんな、いろいろある…

こんにちは。アラサーライターの大木亜希子です。
まもなく夏本番! 1年のうち、もっとも開放的になる季節がやってきますね。でも、ぶっちゃけオープンな気持ちになるからこそ「羽目をはずしちゃうこと」もありませんか……?

■ほんとにあった怖い話

私も、夏に羽目をはずしてしまったことがあります。その名も「着信アリ事件」……。

数年前、熱帯夜を迎えたある夏の夜のこと。ビアガーデンで開催された女子会に参加した私は、たらふくビールを飲み、盛大に酔ってしまいました。

ひとりの帰り道、「無双モード」に突入。当時、気になっていた男性の声が聞きたくなって電話してみたんです。

すると、いくらコール音が鳴っても彼は出てくれない。

そこで、ひたすら留守電に「だ〜れだ?」「ウフフ……」「ア・タ・シ☆」と怖すぎるメッセージを連投で吹き込みました。

いや、今考えみても、なにが「ア・タ・シ」だよ……。彼だって、後から留守電を聞いた時、「お口ポカン状態」だったと思います。

翌朝、恥ずかしさのあまり頭を抱え、滝修行に行くべきか出家するべきか悩みましたが、実行する勇気もなく。スマホのアドレス帳を開き、彼の登録名称を「酔ったら危険」という名前に変更することで精一杯でした。
そこからは、どんなに酔っても、アドレス帳を見るたび「彼に変な電話をした過去」を思い出し、条件反射で真顔になるようになりました。あれは正しい判断だったと思います。

(相手の男性は笑って許してくれましたけど、その後、私はお笑いキャラに振り切るしか術がなく、ロマンスは秒速で消えました)

■アラサー女性のリアルエピソード採集

さて、そんな私のせつないエピソードを披露したところで、今度は、街のアラサー女性にも同じような経験がないか聞いてみましょう。今回は東京・渋谷や表参道の街頭でインタビューを敢行しました。
質問内容はシンプルに「羽目をはずした夏の思い出を教えてください」。

調査の結果、アラサー女性の皆さんも、結構「やらかしてんなぁ……」という良きエピソードを持っていて安心しましたよ。

■夏マジックで「好きじゃない人と交際」の乱

大きな瞳が魅力的なヨッチさん(仮名)は、「ウッカリ好きじゃない人と付き合う」荒業に出てしまったことがあるそう。

「昨年の夏に合コンで知り合った男性と、好きじゃないけど付き合いました。私は音楽が好きなんですけど、フェスに行く時にひとりじゃ寂しいなと思って……。『彼氏とフェスに行きたい』という気持ちだけで、告白してきてくれた彼のことを無理やり好きだと思い込もうとしたんです。それに『夏マジック』で、なぜか5割増でカッコよく見えていたのもありますね。でもやっぱり内心、そんなに好きじゃなくて(笑)。交際2カ月目でディズニーランドデートに行ったのですが、そこでケンカし、パーク内で別れを決意しました。そのまま現地解散して以来、相手と一度も会っていません。夏の魔法が溶けて『園内で解散の悲劇』ですよ。今はその失敗を生かして新しい彼氏がいます!」

デートで「園内解散」はパンクすぎる……。でも、夏を一緒に過ごすパートナーが欲しいと焦る気持ちはかなり理解できます。

■朝起きたら隣に元彼の乱

学生時代の仲良しグループで渋谷に買い物に来たというイクラさん(仮)からは、王道とも言えるエピソードが。
「元彼がひと回り以上も歳上なんですけど、夏に酔っ払って『ヨリを戻したい』と私から電話してしまったことがありました。で、朝起きたら、ベッドの隣に……。酔った勢いで一夜を過ごしてしまったみたいです。電話したのはこちらだし、まだ好きな気持ちは残ってたんですけど、別れる覚悟を決めたのに何やってんだろうって思って。早朝、そっとベッドを抜け出して自宅に帰り、とりあえず冷静さを装って『おはよう』とLINEだけしておきました」

せ、せつねぇ……! 勢いにまかせて「ひと夏のアバンチュール」ならぬ「ひと夏のアゲイン」してしまったんですね。

■スマホ、バキバキの乱

サラサラロングヘアー美女のマイマイさん(仮名)は、夏にお酒で羽目をはずしたことがあるそう。
「数年前の夏に飲食店で働いていたんですが、お店が閉まったあとに従業員同士で飲み過ぎてしまったみたいで。自宅には帰れたのですが、翌朝、起きたら電柱に足をぶつけていたみたいで『足の小指の爪』がないんですよ。膝からも流血してるし、家の鍵もない状態で。急いで鍵を探したら、自宅の前に落ちてました。たぶん鍵を開けて、そのまま玄関前にポイッと投げ捨てたんでしょう。大事にならなくて本当に良かった……。さらに、スマホも落として画面バキバキで友だちと連絡が取りづらいし、そこからは『自分のお酒の限界値』を意識するようになりました」

そんなに酔っ払ったら危ないやろッ! だけど「ひと夏の失敗」が教訓になったみたいで良かった……。

■男の名言「夏はスマホをほったらかしにするな」

最後に番外編。はたして「男性側は羽目をはずしたことがあるの?」ってことで、 3人組男子にインタビュー。

そのうち1名、山ちゃんさん(仮名)からこんなエピソードが。
「会社の先輩と僕の男2人で飲んでいる時、暑さでハイテンションになってしまって。盛り上がった挙げ句、女性のいるお店……まぁ、そうですね。キャバクラに行ったんです。浮気はしていませんが、気に入った女性と連絡先は交換していてメールをしていました。そのことを同棲していた彼女に勘付かれてしまったんです。おそらく僕が帰ってきてから、何度かスマホをほったらかしにして寝ていたので、そのあいだに彼女、勝手に見ていたみたいなんです。そこからいろいろと浮気を疑われるようになり、その年の大晦日、付き合ってぴったり1年の日に別れることになりました……。その時、自分のなかで名言が生まれました。『夏は、スマホをほったらかしにするな』って」

おい! そりゃ、彼女さんも不安になるでしょうよ! 女子として若干ツッコミを入れたくなりましたが、彼はすでに吹っ切れている様子。

■みんな、いろいろある…

その後も何名かインタビューさせてもらう中で、皆さん「実は……」と、人間臭いエピソードをたくさんお持ちであることが判明。中でも圧倒的に多かったのはお酒に酔った勢いでやらかしちゃったという話でした。夏は飲みたくなる季節ですもんね〜! 
今年の夏も、どうぞ周囲の人に迷惑をかけない範囲で、素敵に謳歌していただければと思います(着信アリ事件のお前が言うな)。

最後に、偉人の名言をひとつ。

人間の目は、失敗して初めて開くものだ。byチェーホフ(劇作家)

以上、ありがとうございました。

(大木亜希子+ノオト)
大木亜希子
大木亜希子
ライター/タレント。日本テレビ系ドラマ『野ブタ。をプロデュース』で女優デビュー。 数々のドラマ・映画に出演後、2010年、秋元康氏プロデュースSDN48として活動。 2015年、しらべぇ編集部に入社。PR記事作成(企画〜執筆)を担当する。2018年、フリーランスライターとして独立。
ライター/タレント。日本テレビ系ドラマ『野ブタ。をプロデュース』で女優デビュー。 数々のドラマ・映画に出演後、2010年、秋元康氏プロデュースSDN48として活動。 2015年、しらべぇ編集部に入社。PR記事作成(企画〜執筆)を担当する。2018年、フリーランスライターとして独立。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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