生理アイテム赤裸々トーク! ナプキン派・タンポン派座談会
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

生理アイテム赤裸々トーク! ナプキン派・タンポン派座談会

普段話さない悩みや疑問が続出!
女子には欠かせない生理用品。多くの人が日常的に使っているアイテムですが、選び方や使い方を人と話す機会はなかなかありません。一人で抱え込みがちな悩みや疑問などを、ナプキン派・タンポン派に分かれて話していただきました。

今回集まったのは、アリシー編集部メンバーとライターの4人。
編集Aさん:タンポン派。社会人になってから使い始め、ポーチの中に常備。
編集Bさん:タンポン派。使用歴は半年ほどでまだ慣れず、失敗することも多い。
編集Cさん:ナプキン派。最近、オーガニック素材を使用したナプキンにハマっている。
ライターDさん:ナプキン派。使用感よりも安さや持ち運びやすさを重視。

■タンポン・ナプキン、それぞれ使っている理由は?

──タンポン派のお二人がタンポンを使い始めた理由を教えてください。

編集A:経血が多いので、ナプキンだけでは漏れてしまうかもという不安があって使い始めました。仕事が忙しいとトイレに立ちづらい時もあるので。

編集B:私も同じような理由です。昔から1~2日目の量が、ナプキンだけじゃ足りないくらい多くて。以前、2日目の日に居酒屋で飲んでいる時、どばっと出て、店のトイレで服についた血を洗ったこともあったくらいです。
──ナプキン派のお二人はどうですか?

編集C:私は3人姉妹の末っ子で、姉たちが当然のようにナプキンを使っていたので、「生理アイテム=ナプキン」と思ってきました。生理が軽くて、平均3日くらいで終わるので、ナプキンだけで事足りてきたというのもあります。

編集A:3日で終わるんですか!? 私なんて6日目くらいでようやく終わりそうになるのに……。
ライターD:私も3日目を過ぎると終わり始めるので量には悩まなくて、ナプキン一択です。あと、母と学校がナプキン推しだったのも大きいですね。
生理用品の決め手は、経血量や育った環境、ライフスタイルなどさまざま。中には編集Bさんのように、あまりの経血量にナプキンだけでは耐えられない切実なケースも。

■タンポン派も併用するナプキン。羽根の有無で意見が分かれる

──みなさん、ナプキンの選び方にこだわりはありますか?

ライターD:値段で決めちゃいますね。ドラッグストアで一番安いものを大量買い(笑)。経血量がネックではないので、薄くてかさばらないものが良いですね。

編集C:私は素材重視で、肌に良さそうなものを選びます。最近は無農薬有機栽培のコットンを使用しているナプキンを使っています。あと、ずれるのが怖いから絶対羽根つき!
ライターD:私は生理後半なら羽根なしもありですね。羽根つきより安く買えますし(笑)。

編集A:私も羽根なし派ですね。羽根が肌にあたってごわつくのが嫌なんです。

編集B:でも、羽根なしだとショーツの中でナプキンが動いて、真ん中で経血を吸収できていない時、ありませんか? 私は安心して使いたいので羽根つき派です。
──タンポン派でもナプキンを使うんですね。

編集B:併用しますよ。

編集A:私も。タンポンを捨てる時、ナプキンにくるめるのも便利です。でも、生理期間中ずっとではなく、後半になったらナプキンだけにしています。
全員が使用経験のあるナプキンは意見が分かれる場面も。値段や使用感など、細かなこだわりが伺えました。

■タンポン派への疑問が止まらない!

──タンポン派のお二人は、普段どんなタンポンを使っていますか?

編集A:ドラッグストアで買える、メジャーなものです。つまみが長いもの・短いものがありますが、私は長い方を使います。短いと挿入に失敗する可能性が高くて……。

編集B:私、短い方しか使ったことがないです。持ち運びには良いですよ。

編集C&ライターD:そもそも私たち、タンポンがどういうものか、使い方もよくわからなくて……。

編集B:いつも使っているタンポンを持っているので出してみましょうか!
袋から出した時は、吸収体とヒモがプラスチックのケース(アプリケーター)に覆われている状態。真ん中にあるギザギザの部分を持って、透明な筒を押すと、白い筒の中から吸収体が飛び出す仕組みです。
編集B:吸収体が膣に入ったら、アプリケーターだけを抜き取るんです。吸収体を取る時は、膣から出ているヒモを引っ張ります。

ライターD:へぇ~!!

編集C:タンポンは取れなくなるかもと不安なんです。怖くないんですか?

編集A:最初は怖かったです。1本目はためらったのか、失敗して……。
ライターD:失敗ってどういうことですか?

編集A:中にしっかり押し込めなくて、中途半端な位置に収まっちゃうことです。挿入位置が浅いと違和感があるので、すぐにわかりますよ。

編集B:失敗すると手が血でドロドロになって悲惨なんです。私、未だに入れるのに慣れていなくて、説明書を読んでも3回くらい失敗します。

編集A:入れるの難しいですよね。でも、全然漏れなくなったので、使い始めて良かったと思いますよ。

編集B:タンポンを使う前、夜寝る時は不快感を我慢して羽根つきナプキンを2枚重ねていたんです。タンポンの単価はナプキンより高いですが、安心がお金で買えるなら、私は構わないですね。
タンポン未経験のナプキン派は、タンポン派への初歩的な疑問が目白押し。タンポン派同士でも日ごろなかなか話せない失敗談などを共有できたようです。

■吸収体に興味津々な一同。衝撃の実験にチャレンジ

取り出した吸収体を見て、「本当にこれで経血を吸えるの?」と疑問が湧くナプキン派の二人。タンポン派の二人も、挿入前の吸収体を見たのは初めて。そこで急きょ、吸収体がどれだけ水を吸うか、実験してみることに!
実験結果がわかりやすいよう、水は青く着色し、コップには元の水位をマーク。
吸収体が着水すると……
吸収体は瞬時に水を吸収。生き物が羽根を広げるように内側からぶわっと開き、膨張しました。「えぇ~!」と大騒ぎする一同。

※実際の使用時は膣内にあるので、筒状に膨張します。
持ち上げると、水分を含んでずっしりと重いです。水量を計った結果、10mlの水を吸ったことが判明。しっかり吸収することはわかったものの、「でも経血ってどのくらいの量なの?」と疑問は増すばかりでした。
疑問、共感、驚き……多彩な展開を見せた生理用品座談会。次回は今回のトークで出たたくさんの疑問を、婦人科医に伺ってきます!

(五十嵐綾子+ノオト)
五十嵐綾子
五十嵐綾子
ALICEY世代ど真ん中のフリーランスライター・編集者。史学科出身&世界遺産検定1級の世界史系歴女でもあります。知らない世界に飛び込むことや新たな発見をすることが大好きなので、読者の皆さまの世界が広がる記事をお届けします! ※背景画像撮影:中里健太(@LENS_BLOG_)
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女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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