【アラサー女子座談会】結婚願望はある? サーティーブルーな恋愛の悩みをぶっちゃけます
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

【アラサー女子座談会】結婚願望はある? サーティーブルーな恋愛の悩みをぶっちゃけます

第2回 私の30歳。
結婚って当事者だけの問題じゃないから…
「20代のうちに結婚しないとヤバイ!」、「30歳になるのが怖い……」などと、30歳という年齢を目前に感じる焦りや不安を「サーティーブルー」と言うそう。

でもそう感じるのはなぜなのでしょう? 20代から30代になるいま、変わりつつある恋愛観や悩みについて、アラサー女子4人がじっくり語り合ってみました!

■集まった女子はこんな人!

Aさん(29歳)
大学で働くキャリアウーマン。学生時代に付き合っていた彼と別れてから仕事一直線だったが、最近年下の彼に恋をしている。
Bさん(29歳)
教育関係の仕事をしながら、昨年より起業。婚約破棄を経験後、バツあり男性と同棲中。
Cさん(30歳)
フリーランスのライター・編集者。バツイチで、現在は新たな男性に片思い中。
筆者(30歳)
会社員兼ライターとしてキャリアを模索中。元彼との破局を期に婚活に勤しみ、現在新しい彼と同棲中。

■結婚、焦ってる?

筆者:私は、30歳になるってことで恋愛に対して漠然と不安な時期があったのだけど、みなさんはどうでしたか?

Bさん:私は27歳くらいがピークでありましたね。今の彼と付き合い始めたのがちょうどそのころで、「やったー結婚できる!」と思ったら、向こうが実はバツイチを隠していたことがわかったんです。

筆者:なんと……!

Bさん:付き合った当初は「1年くらい付き合えば(結婚しても)いいよ」って向こうも言ってたのに、一向にそんな話は出ず……。だから付き合って1年くらいの時は裏切られた気持ちでした。もうこの人は私のことなんてどうでもいいんだって思って、子どもだけ産ませてもらって1人で生きていこうなんて思い詰めていた時もありましたよ。

一同:えー!!

Bさん:でも今は起業してやりたいこともあるし、このタイミングで子どもができても、すごくうれしいかっていったら微妙な感じなんですよね。自分でちゃんと経済力をつけて、自分が相手を選べるようになりたいなって気持ちもある。それで選ぶのが彼でもいいし、彼じゃなくてもいいやって。

Cさん:すごい自己肯定感が上がってる!

筆者:ほんと、すごいポジティブになってる! 友だちとか親から焦らされてももう大丈夫、って感じですか?
Bさん:母が保守的な考え方の人なので、相手を見つけさせるまでが親の役目くらいに思っているんですけど、あんまり聞かないようにしていますね。家族以外でも、そういうこと言ってくる人と関わらないように気を付けています。メンタル的に疲れちゃうから。

Aさん:私は27歳くらいの時からおばあちゃんに、29歳になってからは母親に結婚について言われるようになりましたよ。お見合いの話とかも出るんだけど、親が相手を連れてこられないから成立はしていないけど。

筆者:連れてこられないっていうのはなぜ?

Aさん:親は、自分のお眼鏡に適っている人じゃないとお見合いさせたくないみたいなんです。それだと収入や仕事の他にも、容姿や人柄もポイントになる。でもそんな理想にぴったりな人なんて、なかなかいないんですよね(笑)。

筆者:確かにそれはハードルが高そう。でもAさんが良いなと思った人との恋愛結婚だったらいいってことなんですか?

Aさん:んーどうですかね(苦笑)。過保護な親なので不安はあります……。私は自分の好きな人だったら親を説得できるかなとは思ってるんですけど、親が反対した時の争いは結構激しいものになりそう……。30歳間近まで年齢を重ねてきたからかもしれないけど、結婚って当事者同士の問題じゃないんだって思い知らされますよね。

■そもそも「結婚」したいんだっけ?

筆者:30歳手前になると、周りから「結婚せよ!」と焦らされることも増えると思うんですけど、実際みなさん結婚したいですか?

Aさん:それがよくわからない。

Bさん:でもひとりが嫌っていうのはあるよね。

Aさん:そう、ひとりは嫌! でも、今は仕事も満足しているし、両親が厳しかったので、働いて一人暮らしをするようになってからの自由が楽しいんですよね。それを満喫していたら、29歳になっていたという感じ。それで、焦って婚活を始めたんですけど、なかなかうまく行かないですね。

筆者:さっきも「結婚って本人同士だけの問題じゃないって思い始めた」など、チラッと話が出ましたが、20代前半と30歳目前で恋愛観は変わってきましたか?
Cさん:大人になればなるほど、付き合うと相手と深く関わるようになるじゃないですか。そうすると、傷付くことが増えてくる。大人の恋って辛いなって最近思います(苦笑)。

Bさん:仕事に支障が出たりしますよね。

C:そうなんですよ。仕事が詰まっていれば悩む暇もないから大丈夫! と思っていたんだけど、経験積んで忙しいのが普通になっちゃっていると、悩みを抱える余地が生まれちゃって。悩んでいる上に仕事も忙しいと、相手にも優しくしたいけどできないこともあるし。働く女性が、しっかり働いて恋愛も余裕を持つって本当に大変だなって感じています。

筆者:精神的にもそうだし、体力的にも余裕がないと恋愛できないですよね。仕事で疲れているから休みたいとか思っちゃうし。

筆者:好きだから今すぐ会いに行く! は体力も精神力もあるからできていたのかも。Aさんはどうですか?

Aさん:20代前半は、先のこととか考えなくても好きだったらそれでOKって感じでしたね。今は、別に自分がすごく結婚がしたいわけじゃないんだけど、相手が結婚する気があるか、結婚相手として大丈夫かなどを意識して恋愛するようにはなりましたね。

Bさん:この年齢でただ付き合うだけなんてありえないっていう周りの目もあるよね。
Aさん:付き合うって、私にとってはすっごくエネルギーが必要なんですよね。精神が揺さぶられるから。それがとっても大変だから、面倒くさくて付き合うのが億劫になっちゃった。その落としどころとして、結婚が先にあるから感情が揺さぶられてでも付き合おう、と考えが変わったのかもしれません。

筆者:確かに恋愛は良いことも多いけど、辛くて苦しい気持ちも鮮烈に味わいますからね。

Bさん:私は、自分の上下する感情とかありのままの自分をわかって欲しい気持ちがあったんですが、それはわかってはもらえないものなんだと最近気付きました。今までは精神的にすごく依存してしまっていて、相手と自分の境目がわからないみたいな感覚になっていたんですけど、やっぱり他人なんだからムリだなって。それに気付いたら気持ちが楽になりましたけどね。
30歳を目前に、自分の努力や環境を変えることで仕事が安定してきたのもつかの間、恋愛にかける体力や精神力が残っていない! なんてことが起きているのかも。

周りの「焦らせ」に耳をふさいで、本当に結婚したいか自分に問うてみるもよし。仕事に悩むなら、まずは恋愛よりも仕事にちゃんと向き合うもよし。結婚生活を想像できるオープンな恋愛をしてみるもよし。

サーティーブルーに陥ってしまいそうな自分がいたら、きちんと自分の本音を確認する時間を作ってみてくださいね。

(きたざわあいこ+ノオト)
きたざわ あいこ
きたざわ あいこ
主にWebで編集や執筆を行う兼業ライター。カウンセラー資格持ちなのもあり、生きづらさ界隈でぼちぼち活動しています。趣味は散歩と顔ハメ、特技はビニール袋を1発で開けられること。
主にWebで編集や執筆を行う兼業ライター。カウンセラー資格持ちなのもあり、生きづらさ界隈でぼちぼち活動しています。趣味は散歩と顔ハメ、特技はビニール袋を1発で開けられること。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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