飲むだけじゃない! 洗顔やコットンパックにも使える炭酸水のうれしい効果
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飲むだけじゃない! 洗顔やコットンパックにも使える炭酸水のうれしい効果

飲み残しは捨てないで!
例年よりも暑さが続く夏、爽快感を求めてつい炭酸水を手に取る方もいるのでは。炭酸水は美容やダイエット効果があると耳にすることもありますが、本当なのでしょうか。炭酸美容家、薬事コンサルタントとして活動する髙橋弘美さんにお話を伺いました。

■軟水ベースの炭酸水は飲みやすい!

──炭酸水を飲むとお腹が膨らんで食べ過ぎを防止できるのかな? と期待しているのですが、実際のところダイエット効果はどうなんでしょうか? 

「少量を食前に飲むと、炭酸ガスがお腹を刺激することで食欲がわきます。例えば、シャンパンなど食前酒には炭酸ガスが含まれているものが多いですよね。食べ過ぎ防止目的で飲む場合は、常温で500mlくらい食前に飲む必要があるんです。ガスでお腹を満たすためです」

──500mlは結構な量ですね。あと、炭酸水を飲み慣れていないと少し飲みにくい味がするものもある気がします。

「日本人は軟水に慣れているため、ミネラルが豊富な硬水ベースの炭酸水は飲みにくさを感じるかもしれません。重炭酸塩などが多く含まれるものも同様ですね」

──なるほど。炭酸水の味が少し苦手な人は、軟水ベースのものを探すと良いんですね!

「そうですね。ただし、飲みにくいからといって甘い味がついているものを選んでしまうと、それはいわゆる『炭酸飲料』なので、ダイエットしたい場合は不向きです。美容や健康のために飲みたい場合は糖分が入っているものはやめましょう」

■炭酸水はこんな飲み方がオススメ!

──飲むのに適したタイミングを教えてください。

「やはりダイエットしたい時は食事前に多めに飲むのがポイント。特に脂っこい食事の時に炭酸水を飲むことがオススメです。ヨーロッパでは食事時に炭酸水を飲むのが普通で、これは『消化を助けてくれるから』と現地の人に教わりました。また、炭酸水に限った話ではないかもしれませんが、お腹に負担がかかってしまうので激しい運動前に飲むことはオススメしません 」

──炭酸水はいっぱい飲んで良いんですか?

「普段あまり水を飲まない人は、いきなり炭酸水をガブガブ飲むのはやめましょう。あくまでも、今飲んでいる飲み物の代替えとして炭酸水にする、というくらいがちょうど良いですよ」

──無理をして意識的に飲むよりも、生活の習慣の中に炭酸水を取り入れていくのが良いんですね。実際はどれくらいの量を飲むのが理想なんでしょうか。

「適度な量は人によりますが、1日の目安としては1ℓ~1.5ℓぐらいですね。もちろん飲めないのに無理に飲む必要はありませんよ。炭酸が苦手な人は、常温でコップに入れて飲んだ方が、炭酸がやわらかくなります。炭酸が好きな人はキンキンに冷やしてからの方が、より刺激が楽しめます!」

──ちなみに髙橋さんオススメの炭酸水はありますか?

「私はゲロルシュタイナーがすぐ手に入るので好きです。値段も手軽さも一番ですね」

■飲むだけじゃない!?  炭酸水の効果的な使い方

──炭酸水には他にどんな効果が期待できますか?

「炭酸ガスがお腹を刺激するので、お通じが良くなることがあります。便秘の場合は、朝コップ一杯のお水を飲むと良いとされていますが、コップ一杯のお水ではなく、コップ一杯の炭酸水を飲むことをオススメしています。ただし、お腹がゆるい方は気を付けてくださいね」

──ダイエットに便秘解消まで。炭酸水って女性の強い味方ですね!

「さらに、炭酸水を洗顔に使うと美肌効果も期待できますよ 。理由は、炭酸ガスに洗浄効果があるから。ただ、開封したての炭酸水は刺激があるので、飲み残しの炭酸水で十分。レモンなどのフレーバーなしでプレーンのシンプルな炭酸水を使うのがポイントです。石けん洗顔した後などの最後のすすぎとして洗顔してみてください」

──飲みきれなくて残ってしまった炭酸水。炭酸が抜けると飲むには味が落ちてしまうなと思うことがあったのですが、洗顔に使えるなんてびっくりです。

「飲み残しの炭酸水は、刺激は少ないけれど、効果は十分にあるのです。例えば、コットンに含ませて拭き取りすると毛穴の汚れや過剰な皮脂が取り除けます。またコットンパックすると血流が良くなり、毛穴が目立たない透明感のあるツルふわ肌になりますよ!」

飲むだけではなく、洗顔やパックにしてもうれしい効果が期待できちゃう炭酸水は、私たち女性の強い味方でした! 夏の季節だけではなく、日常生活の習慣として無理せず気軽に炭酸水を取り入れてみてはいかがでしょうか。


(Ryo Yoshinaga+ノオト)
Ryo Yoshinaga
Ryo Yoshinaga
気になることはなんでも知りたい、どこでも行きたい!そんな体当たりで等身大の記事をお届けします。普段はシンガーソングライターとして、日常で感じる小さな感情のゆらぎを言葉にして歌っています。最近は北欧雑貨集めとハーバリウム作りがマイブーム。
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女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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