ブロッコリー2分、ホウレン草30秒! 定番野菜のベスト茹で時間
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ブロッコリー2分、ホウレン草30秒! 定番野菜のベスト茹で時間

今まで茹で過ぎてた……
付け合わせや和え物などに便利な茹で野菜。でも、間違った茹で方をしてしまうと柔らか過ぎておいしさが半減したり、せっかくの栄養素が流れたりしまうことも……。今回は、定番のブロッコリー、ほうれん草、アスパラガス、オクラ、いんげんのベストな茹で時間を探ってみました。

■ブロッコリーの下準備・茹で方

1)ブロッコリーの小房を切り落とす。大きな塊は、茎に切り込みを入れ、割いて大きさを揃える。茎は、緑の部分を切り落として残る中心の白い部分なら食べられる。
2)水に浸け、ゴミや虫を浮かせる。5分たったら、水を替え振り洗いする。
3)水1リットルに対し、塩大さじ2/3を加え沸騰させる。沸騰したらブロッコリーを加え、2分を目安に茹でる。芯も一緒に茹でてOK。ブロッコリーが浮いてくるので、落し蓋をするか、もしくは箸で混ぜながら茹でる。
4)茹で上がったら、ざるに上げて、常温で冷ます。水に浸けると水っぽくなってしまうのでNG。
茹で上がったブロッコリーをマヨネーズでいただきます。いつもよりおいしく感じるのは気のせいかしら? 普段は時間をはからずに茹でていたので、柔らか過ぎることが多かった筆者ですが、今回はブロッコリーのおいしさを最大限に引き出すことに成功しました。

■ほうれん草の下準備・茹で方

1)ほうれん草は、茎がまとまっている部分までは切り落とさず、根元のみを切り落とす。
2)ほうれん草の茎の部分をつかみ、1~2cmの深さで十字に切り込みを入れる。手を切らないように注意!
3)ボウルに水を入れ、根元を揉むようにして洗う。水を入れ替え葉も振り洗いする。
4)根元に輪ゴムをすると、束がばらけずに調理しやすい。
5)1リットルの水に対し、塩小さじ1を加え、沸騰させる。沸騰した湯の中に根元を約10秒つけてから、葉の部分をゆっくりお湯に浸す。
6)箸でほうれん草を沈め30秒ほど茹でる。途中で1回ひっくり返す。
7)茹で上がったら、ほうれん草を取り出し、冷水に浸けて冷ます。
8)両手で軽く絞ったら、料理に合わせて食べやすい大きさに切る。最後にもう一度しっかり水を切る。
ほうれん草の胡麻和えを作りました!  筆者は、いつも根元の上の部分(切り落とすと茎がばらばらになってしまう部分)から切り落としていたのですが、この方法なら根元ぎりぎりの部分まで無駄にすることなく食べられますね。

■アスパラガスの下準備・茹で方

1)アスパラの根元と、中間あたりを両手で持ち、外側にぐっと折り曲げる。
硬い部分と柔らかい部分の間くらいの位置で折れる(根元側は捨てる)。
2)ピーラーで、根元の皮を4~5センチ程薄く剥く。
3)水1リットルに対し、塩小さじ2を加え、沸騰させる(アスパラを寝かせられるフライパンを使うと便利)。茹で時間は、1分30秒~45秒が目安(太さによって調整する)。
4)茹で上がったら冷水で冷やすと、鮮やかな色を保てる。キッチンペーパーで水分を取る。
茹で上がったアスパラは、醤油+オリーブでいただきました。ほど良い食感で歯ごたえが良い感じ♪ シンプルな食べ方ほど、茹で方がポイントになります。

■オクラの下準備・茹で方

1)オクラの茎を切り落とし、ガクを剥く。
茹でる前に塩もみすると産毛が取れ、口当たりが良くなる。
2)水1リットルに対し、塩小さじ2を加え(塩もみした場合は不要)、沸騰させる。茹で時間の目安は、1分45秒~2分。時々、箸で全体を回す。
3)茹で上がった熱々を食べない場合は、ザルに上げ冷水に入れる。水気を残したくない料理に使う場合は、キッチンペーパーで水分を取る。
茹で上がったオクラを使って、オクラ納豆を作りました。ネバネバのオクラと納豆は、相性抜群! ご飯にかけて丼で食べるのもオススメです。

■いんげんの下準備・茹で方

1)ヘタを切り落とす。
2)水1リットルに対し、塩小さじ2を加え、沸騰させる。2分を目安に茹でる。
3)茹で上がったら、冷水で冷やす。冷めたらキッチンペーペーで水気をしっかりふき取る。
いんげんのマヨネーズ和えを作りました。いつもより歯ごたえの良さが印象的でした。普段は水気をふき取る作業を怠っていたのですが、この一手間で仕上がりの味が一気においしくなりました。

下処理や茹で方・茹で時間に慣れるまではちょっと手間かもしれませんが、おいしさは必ずアップします。あなたも下処理や茹で時間をきちんと守って、おいしい野菜を食べてね。

(やまかわきよえ+ノオト)
やまかわきよえ
やまかわきよえ
1982年生まれ、静岡県出身の元プログラマー。現在3児の子を持つ、新米ライター。人見知りをほとんどせず、新しい世界へ飛び込んで行くことが大好き。迷い込みたい新しい世界へも飛び込んで行きたい!
1982年生まれ、静岡県出身の元プログラマー。現在3児の子を持つ、新米ライター。人見知りをほとんどせず、新しい世界へ飛び込んで行くことが大好き。迷い込みたい新しい世界へも飛び込んで行きたい!
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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