「姑息」を「卑怯」の意味で使ってない? 実はそれ、間違いです!
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「姑息」を「卑怯」の意味で使ってない? 実はそれ、間違いです!

第4回 いまさら聞けない! 日本語クイズ
批判的な意味で使う人が多いけれど……
正しく日本語を理解したつもりでも、使い方を間違えて赤っ恥……なんてこと、結構ありますよね。例えば「役不足」や「煮詰まる」は誤用している人が多いみたい。

そんな間違いやすい言葉の意味をクイズ形式でご紹介。

今回、取り上げるのは「姑息(こそく)」です!
A子「昨日のドラマ観た? 」

B子「観た! ヤバいよね。新しいライバル登場したね」

A子「そう。せっかく2人がうまく行きそうだったのに! 姑息にもライバルが主人公と彼に嘘を吹き込むなんて……」


実は、その使い方間違ってます! 「姑息」の本当の意味、知っていますか?







 

「姑息」の本当の意味は……

その場しのぎ、小手先で一時的にもたせる様子

よく使われている“卑怯”“ズルい”という意味は、実は間違い。

「姑息」に批判的な意味は含まれていません。根本的解決をせずに間に合わせにする様を表しているので、「姑息な手段ですが、ここは〇〇で代用しましょう」というような使い方が正解なんです。
大人になると、こうした誤用は誰も指摘してくれません。普段なんとなく使っている言葉も、きちんと本当の意味を知った上で正しく使いたいですね。

また、「確信犯」のように誤用されてきた意味の方が定着し、正しい意味となることも。2つの意味が混在する言葉は、誤解のないよう上手に使いこなすのも重要です。

(アリシー編集部)
アリシー 編集部
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アリシー編集部は、30代を目前に漠然とした不安を抱くも、なかなか一歩前に踏み出せない女性(=いもむし女子)に向けて、いつもの日常がちょっと豊かになるようなコンテンツを提案しています。きっと自分らしい生き方を見つけるきっかけになるかも。
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女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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