観光にお金はかけません! ひたすら食べ尽くす川越3,000円旅
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観光にお金はかけません! ひたすら食べ尽くす川越3,000円旅

第3回 おひとりさま週末3000円旅
シルバーウィークは小江戸へ行こう!
秋らしい過ごしやすい日が増えてきた今日この頃。アクティブに活動しやすいシーズンに突入しましたが、来たる秋の連休に予定がない、という人も多いのでは? そんなアナタとワタシに提案したいのが、「おひとりさまでも3,000円で楽しめる旅」。

今回は、東京都心から1時間で行けてしまう小江戸“川越”を舞台に、観光にお金はかけずにひたすらグルメを楽しむ旅に出かけてきました!

■JR川越駅に上陸! 旅のスタートです

川越駅はJR川越線、東武東上線の駅で、池袋や新宿から30~40分で来ることができます。小江戸のエリアからは10分ほどの徒歩圏内なんです!

■江戸の前に大正へ。ロマンあふれる通りを闊歩

まずは、大正時代を思わせるレトロな雰囲気の通り「大正浪漫夢通り商店街」に。200メートルほどの通りには、ブティックやお菓子屋さんなど約30軒のお店が軒を連ねています。テレビや映画などの撮影にも、よく使われているのだとか。
喉が乾いてしまったので早々に休憩。入店したのは「シマノコーヒー大正館」です。ノスタルジックな雰囲気でゆったりと過ごせます。川越に来たらやっぱりサツマイモということで、サツマイモのチーズケーキとホットティーのセット(750円/税込み)を注文。

■シマノコーヒー大正館
住所  :〒350-0066 埼玉県川越市連雀町13-7
電話  :049-225-7680
営業時間:8:00~19:00
定休日 :なし

■蔵造りの町並みで江戸に想いをはせる

蔵造りの町並みは小江戸らしいスポットとして人気ですが、実は明治時代に作られたもの。というのも、明治26年に見舞われた大火事によって、川越の町の多くが焼けてしまい、再建時に火事に負けない建築を作ろう、とできたのがこの町並みだったのだとか。歴史を知って眺めると、より情緒を感じますよね。昔ながらの美術品を扱うお店や乾物屋さん、刃物屋さんなどを眺めていると、タイムスリップした気分に。グルメも充実しており、おかかがたくさんかかった焼きおにぎりに、サツマイモのチップスetc……。目移りしてしまいます!
迷いに迷って、2品目は蔵造りの町並みの最後にある「ハムソーセージ工房 Mio Casalo」で黒豚ドッグ(530円/税込み)を購入。サツマイモなどを食べて育った川越産の豚肉、小江戸黒豚のソーセージを使っています。

注文後に焼き上げたソーセージは、お肉が粗挽きでとってもジューシー。ジュワっとあふれる肉汁パンがきちんとキャッチしてくれて◎。マスタードの酸味がお肉の旨みと高相性です。

■ハムソーセージ工房 Mio Casalo 川越 蔵のまち店
住所  :〒350-0062 埼玉県川越市元町1-15-3
電話  :049-222-2861
営業時間:10:00~18:00
定休日 :水曜日

■菓子屋横丁で童心に返ってはしゃごう

もうひとつ、川越旅で忘れてはならないのが菓子屋横丁。菓子屋や駄菓子屋がなんと22軒もあり、またそれぞれに個性があって見ているだけでも楽しいんですよ!
お菓子のほかにも懐かしのおもちゃや雑貨が売っていて、おもちゃの宝石の量り売りもやっています。懐かしいものばかりで、ついつい手が伸びてしまいます。で・す・が、今回は3,000円旅。厳選してチョイスしないと。
戦利品はこちら! 量り売りのお菓子のほかに、おせんべいやゼリー、ラムネを購入して計610円(税込み)。ちょっと買いすぎてしまいました。

■江戸屋
住所  :〒350-0062 埼玉県川越市元町2-7-1
電話  :049-223-0602
営業時間:9:30~18:00
定休日 :水曜日

■縁結びの神様へ、いま会いに行きます

川越旅で押さえておきたかったのが、縁結びの神様「川越氷川神社」。その道中に、「生ビール(地ビール)400円」の文字を発見!
酒屋さんの「帯津酒店」では「COEDO毬花」の樽生があり、冷やしたカップに入れて提供してくれます。しかも柿ピー付きで400円(税込み)なり!

■帯津酒店
住所  :〒350-0062  埼玉県川越市元町2-6−2
電話  :049-222-0181
営業時間:8:30~20:00
定休日 :水曜日
道中寄り道もありましたが、なんとか川越氷川神社に到着。縁結びの神様、ということもあって女性の参拝客が多くいます。

こちらのおみくじは、釣竿で鯛のモチーフを釣り上げるスタイルで楽しい! 普通のおみくじ“一年安鯛みくじ”と恋みくじ“あい鯛みくじ”があり、筆者はあい鯛みくじ(300円)を引くことに。その結果は……
なんと、小吉! なんでも忍耐が大切なんだとか……。ガッカリ。

■最後は……、川越のシンボル時の鐘に

すっかり薄暗くなったところで、蔵造りの町並みの中にある「時の鐘」へ。こちらは、江戸時代初頭から城下の町に鐘の音によって時を告げてきました。

そんな風情あふれる鐘の音を聞いていると、夕焼けで空がとってもきれいに。
きれいな景色に、いろいろな思いを巡らせていると、「グ〜」と私の腹の鐘も空腹を告げてきます。そこで、銘菓・いも恋で知られる「菓匠 右門」で紅芋ソフトクリーム(300円/税込み)をゲット。サツマイモのまったりとした甘みが、疲れた体に染み渡ります。

■菓匠 右門 時の鐘店
住所  :〒350-0063 埼玉県川越市幸町15-13
電話  :049-226-5663
営業時間:9:00~18:00
定休日 :なし

■これが本当の最後! 2度目の正直なるか!?

忘れてはならないのが、これが資金3,000円の旅であること。現在の残金は110円です。というワケで……

再びおみくじです! 川越は街中のいたるところに恋みくじが設置されているのです。こちらは100円。いざ、勝負!?
ででん! 小吉! 結果は変わらずでした。
これで残金10円。3,000円でひたすら食べて、食べて、食べまくった旅が満喫できました。観光スポットもグルメもこのほかにもあるので、ぜひ連休の1日を川越で過ごしてみては?

(河島まりあ+どてらい堂)

※店舗情報は、2017年9月時点のものです。詳しくは店舗の方へお問い合わせください。
河島まりあ
河島まりあ
雑誌やフリーペーパー、ムック、 書籍、ウェブなどで編集や執筆を行う、フリーランスの編集者・ライター。ビール、そば、硬いパン、オリーブ、アイスが好き。料理が嫌い。趣味なし、特技なしなのが悩み。
雑誌やフリーペーパー、ムック、 書籍、ウェブなどで編集や執筆を行う、フリーランスの編集者・ライター。ビール、そば、硬いパン、オリーブ、アイスが好き。料理が嫌い。趣味なし、特技なしなのが悩み。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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