新そばと紅葉を堪能せよ! 3,000円で深大寺の秋を感じる旅
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

新そばと紅葉を堪能せよ! 3,000円で深大寺の秋を感じる旅

第5回 おひとりさま週末3000円旅
秋の行楽にお出かけしよう
すっかり寒くなり、コートが登場する機会が増えてきたこのごろ。イベントの多い季節の到来も待ち遠しいですが、せっかくの秋をまだ満喫できてない筆者……。「残りわずかな秋をどうにか楽しみたい!」と3,000円を握りしめ東京都調布市にある深大寺に行ってきました。

■深大寺周辺に到着!

目的地の深大寺は、新宿から30分ほどで行けるにも関わらず、自然があふれて散策するのにぴったりな場所。この季節は木々が色付き始め、気軽な紅葉狩りに最適なんです。また、豊かな水源があるため古くからそばの栽培が盛んな地。“深大寺そば”は非常に有名です。紅葉と新そば、2つの秋を見つける旅のスタートです!

■まずは、参拝に行きます

ついつい参道にあるお店を覗きたくなってしまいますが、本来は参拝の後に行くものなのだとか。というわけで、まずは深大寺の本堂を目指します。
深大寺の敷地の入り口に立つのは、山内で一番古い、茅葺き屋根の山門。山門をくぐる前にお辞儀をしてから入りましょう。
山門から入って真正面に本堂が見えます。荘厳な佇まいの本堂に、青空と紅葉のコントラストがきれい! 本堂の中には深大寺本堂の本尊・阿弥陀如来像が安置されています。
手水舎で身を清め、常香炉で献香をしてから本堂の目の前へ。一礼してからお賽銭を入れ、合掌。神社と違って手を、パンパンと打つのはNGなのだとか。そして恒例のおみくじ(100円)を引くことに。その結果は……!?
川越3,000円旅では2回も“小吉”を引いた筆者でしたが、なんと、末小吉!待ち人遅し!

■深大寺
住所  :東京都調布市深大寺元町5-15-1
電話  :042-486-5511(対応可能時間9:00〜17:00)

■名物・深大寺そばに舌鼓

無事参拝もできたところで、散策の前にランチ。もちろん目指すは、名物のそばです。深大寺の周辺には約20軒ものそば店があるのだとか。
訪れたのは、石臼で挽いた国産のそば粉を使用した手打ちそばが人気の「湧水」です。
注文したのは、「湧水天もり」(1,450円)。こちらは九割そばで、この日は赤城山の麓で栽培されたそば粉を使っています。からりと揚げられた野菜天と海老天付きで豪華! もりの他にも、きつねやたぬき、山菜などもありますよ。
そば湯を使った「そばようかん」(360円)も評判なのだそう。予算3,000円のため今回は泣く泣く諦めましたが、さっぱりとした甘さで、食後のデザートにぴったり。

■湧水(ゆうすい)
住所  :東京都調布市深大寺元町5-9-1
電話  :042-498-1323
営業時間:10:30〜17:00
定休日 :木曜

■紅葉狩りで心癒されよう

取材に訪れた11月上旬の時点では、黄や赤に染まった木々が多くあるもののまだまだ青さも残る状態。11月下旬から12月上旬ごろまでが見頃になりそうな予感です。
週末は混雑するので、ゆっくり紅葉を見て回ったり、写真を撮ったりしたい人は平日に行くのがおすすめ。また、休日でも午前の早い時間が狙い目です。
木々が多いだけでなく滝や池もあり、都内にいることが忘れられるくらい落ち着いた雰囲気なので、日々の疲れが癒されます。
そして散策をしているとこんなにかわいい出会いも。

■旅の記念に陶器の絵付けに挑戦

「深大寺旅の思い出を形に残そう!」ということで、「むさし野深大寺窯」へ。粘土からオリジナルの陶器作品を作ったり、絵付けをしたりなどの陶芸体験ができます。
筆者が選んだのは「らくやきコース」(200円〜)。素焼きの陶器に絵付けをし窯に入れて20分で完成するので、気軽に楽しめますよ。
作り方はとっても簡単。
① まず、アニマルモチーフの置物や食器などの100種類以上の素焼きの中から好きなものを選びます。筆者は、おちょこ(600円)をチョイス。
② 描きたい絵柄を考えます。図案集が置いてあるのでそちらを参考にしてもOK。
③ 鉛筆で下書きをした、10種類の絵の具で色付け。
④ ここからは焼成なので、店員さんへバトンタッチします。約1,000℃の窯を使うのだとか。20分ほどで完成します。

焼きあがるまでの20分は、お店から出てもOK。「絵を描くのに脳を使ったから……」と言い訳しつつ筆者が向かったのは、こちら!

■糖分補給の時間です

甘味や土産物を販売している「あめや」です。そば粉を使った「そば団子」や「そばパン」、焼き固めたそばでチャーシューなどの具材を挟んだ「そばサンド」など販売しているこちらでは、「草もち」(200円)をゲット。
香ばしく、またもちもちの生地がおいしい。程よい甘さの餡が優しくて、疲れた体にしみます。

■あめや
住所  :東京都調布市深大寺元町5-15-10
電話  :042-485-2768
営業時間:9:00〜17:00
定休日 :月曜


そうこうしているうちに、焼き上がりの時間に。どう仕上がったでしょうか?
いかがですか? 池に浮かぶ紅葉を表現してみたのですが……。絵心がない! でも、良い思い出になりました。
最後に、こちらでお土産に「招き猫」(450円)を購入。深大寺のご利益と相まって幸運を運んできてくれそうです。

■むさし野深大寺窯
住所  :東京都調布市深大寺元町5-13-6
電話  :042-483-7441
営業時間:9:00〜17:00(陶芸体験は16:00ごろまで受付)
定休日 :無休

■帰路はバスに乗って。さようなら、深大寺

100円を残して今回の旅は終了! 深大寺の崇高な雰囲気や紅葉、そしてグルメを存分に楽しめました。都心からすぐの場所にありながらも、都会とは一味違った趣が味わえる深大寺。秋の行楽にぜひ、行ってみては?

(河島まりあ+どてらい堂)

※価格は全て税込みです。
※店舗・施設の情報は2017年11月現在のものです。お伺いの際には、直接お問い合わせをお願いいたします。
河島まりあ
河島まりあ
雑誌やフリーペーパー、ムック、 書籍、ウェブなどで編集や執筆を行う、フリーランスの編集者・ライター。ビール、そば、硬いパン、オリーブ、アイスが好き。料理が嫌い。趣味なし、特技なしなのが悩み。
雑誌やフリーペーパー、ムック、 書籍、ウェブなどで編集や執筆を行う、フリーランスの編集者・ライター。ビール、そば、硬いパン、オリーブ、アイスが好き。料理が嫌い。趣味なし、特技なしなのが悩み。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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