アプリに頼れないからこそうまく写りたい! 免許証写真を盛るコツとは
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

アプリに頼れないからこそうまく写りたい! 免許証写真を盛るコツとは

第17回 タメになる情報
撮影のプロが盛りテクを伝授!
車を運転する時だけでなく、身分証代わりにするなど、人に見せる機会が多い免許証。でも、表情も肌の感じもイマイチ微妙で、満足した仕上がりになったことがない人も少なくないのでは。

アプリには頼れないけれど、それなりの写真だとうれしい! ということで、写真スタジオ・スタジオファン池袋芸術劇場前店のカメラマン・湯澤祐紀さんと、メイク・大北美香さんに、免許証写真できれいに写るコツを伺いました。

■免許証写真、なんでうまく撮れないの?

──そもそも、免許証写真の仕上がりが微妙なのはなぜなのでしょうか?

「撮影の目的が、『きれいに撮影する』ことではないからです。免許証の写真はあくまで本人確認のためにあるので、免許センターなどに設置されている撮影所のライティングは、対象人物がきれいに写るよう設定されていません」

──確かに、証明写真などとは違い、表情や印象などは関係ない写真ですよね。

「はい。免許センターの撮影担当の人も撮影時に指示を出しませんよね。撮影のタイミングがわからないから、撮影所のイスに座ってから表情をつくる余裕もなく、微妙な写りになってしまいがちなんです。撮影後、写真が気に入らないからといって撮り直しもできませんしね」

■撮影時の簡単盛りテクをチェック

免許証写真は美しく写るためのものではない……。わかってはいるけれど、自信を持って人前に出せるくらい、できるだけきれいに写りたいもの。そこで、服装やメイクなど、免許証写真により良く写るテクニックを教えていただきました。

■服装:白のVネックで印象アップ!

「青色や灰色など、背景に使われやすい色の服は避けるのがベター。バック紙と同系色の服は、顔が浮いて見えてしまうことがあります。おすすめは、顔を明るく見せるレフ版効果が狙える白い服です。また、女性の場合はVネックなど首が詰まっていない、胸元が広く開いた服の方がすっきりと見えて印象が良くなります」

■表情:目の見開きすぎには要注意!?

「ポイントは、姿勢に気を付け、顔に力を入れすぎないこと。目を大きく見せようと、目に力を入れすぎると怖い印象になります。また、口角を上げようと口元を力みすぎると、目元が微笑んでいない顔になりがちです。あとは、顔面だけでなく、顔の傾きにも注意して、あごを引くようにしましょう。あごを出しすぎると、ぼーっとした印象になってしまいます。逆に、あごを引きすぎると黒目の位置が上に移動し、怖く見えてしまうことも。撮影所でいきなりキメ顔をつくるのは難しいので、撮影前にトイレなどで表情をつくる練習をしても良いでしょう」

■メイク:ハイライトで光を集める!

「顔が暗く写らないよう、顔の陰を取るメイクを心がけて。目元や口元、小鼻横などにコンシーラーを使ってくすみをカバーし、目元や眉下、Tゾーン、あごにはハイライトを入れます。特に目元に入れると、明るさや透明感が増しますよ。目元のメイクは濃い目ですが、リップは肌なじみの良いナチュラルなピンクベージュ系がおすすめです。くすんだ印象になるのを防いでくれます」

■+αで使える小物を活用!

「白い上着を着ていき、撮影時に脱いで膝の上に広げたり、白いA3用紙を持ち込んで膝に置いたりすると、レフ版の代わりになり、顔が明るく写ります。キラッとしたピアスなど、顔まわりにアクセサリーを身に付けると華やぎもプラスできますね」
言われてみれば納得のアドバイスがたくさん! 次回の免許証更新の際には、撮影にちょっとしたひと手間をかけて、自信の持てる仕上がりを目指してみてはいかがでしょうか?

(五十嵐綾子+ノオト)
五十嵐綾子
五十嵐綾子
ALICEY世代ど真ん中のフリーランスライター・編集者。史学科出身&世界遺産検定1級の世界史系歴女でもあります。知らない世界に飛び込むことや新たな発見をすることが大好きなので、読者の皆さまの世界が広がる記事をお届けします! ※背景画像撮影:中里健太(@LENS_BLOG_)
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女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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