ありのままの自分ってなに? 好きな人の前で、素でいるということ
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

ありのままの自分ってなに? 好きな人の前で、素でいるということ

第4回 脱・恋愛オンチのコツ
【脱・恋愛オンチのコツVol.10】
今回の脱・恋愛オンチのコツは、前回の「異性慣れ」と合わせて考えたい、「素の自分を出すこと」についてお話します。

そもそも、相手が男性でも女性でも、素の自分でいられた方がラクですよね? 実はラクなだけではなく他にもメリットがあるんです。それは、「そういうあなたがいい!」と言ってくれる人だけが周囲に残るので、自分にとって居心地が良い人が探しやすくなる、ということ。

受け入れてもらえるってやっぱり心地良いですよね。元々、自分のタイプではない相手でも、いいなーと思えて好みの幅も広がるということもあるかもしれません。

さて、「素の自分」とはなにかという話ですが、かっこわるいところや、ダメなところを見せるということではありません。「私の良いところはここなの、わかってわかって!」とアピールすることでもありません。

素の自分とは、自然と媚びずに、「自分でも気づかない自分の良さ」を引き出すということです。


自分の良いところはここだろう! と思っていても、客観的に見ると、案外的外れだったりします(笑)。 好きな人が自分のことを好きになってくれるポイントは「えっ!? そこ?」みたいなこと、ありますよね。

つまり、自分で「ここが推しです!」とアピールしても、かえって自分の良さが伝わらない可能性が高いです。

では、素でいるにはどうしたらいいのか。

それは以前にも書きましたが「人としてのコミュニケーションマナーを守りつつ、自分の素直な気持ちを言いつつ、相手を気遣えばいい」です。ようは「普通でいることが大切」。

とはいえ、それが難しいんですよね。好きな人の前だったらなおさら。前回は、異性慣れの話をしましたが、なんとなく「男性とデートする」という事象に慣れても、初めて喋る時は少し緊張したり身構えたりします。

そういう時は、「緊張している」と言えばいいんです。緊張している自分が、素ですから。

人間は得体の知れないものに不安や恐怖を感じます。喋らないで、じ~っと相手を見つめる、はたまた視線は上の空、何を考えているのかわからない(ように見える)、だと本当に怖いんですよ。

だから「緊張している」と言えば、相手も「なるほど」と納得するわけです。素を出す第一歩として「感情を声に出す」というのは有効ですよ。「緊張している」「おいしい」「うれしい」「これが好き」「それは嫌だ」など。もちろん、否定的な感情を出す時は、状況によって言い方を考えないといけません。しかし、それは友だち相手にもすることなので、そこまで考えすぎなくていいと思います。

ちなみに「緊張してるんだよね! 全然モテない上にコミュ障でダメだよね~~!!! がっはっは!」までいくと、自虐ギャグですべるという事態に……。関係性がまだ作れていない相手に、自虐をするというのは男女問わず引いてしまう可能性が高いので、あくまで「感情を声に出すだけ」にしましょう。

次回は「なぜおもしろい女はモテないのか」をお話ししようと思います。どうぞお楽しみに。

(カマンベール☆はる坊+ノオト)
カマンベール☆はる坊
カマンベール☆はる坊
1985年生まれ。東京在住の普段は会社員をしている兼業漫画家。 飲み会好きな下戸。南極へ新婚旅行に行くお金が欲しいと思っている。 25歳まで彼氏ができなかった著者がやっとまともな男性と結婚するまでいろいろと試した実話を描いたコミックエッセイ「まだモテてないだけ。」(KADOKAWAメディアファクトリー)が発売中。 ※表紙が黄色で背表紙が白なので書店で探す際はご注意ください。 Instagram(@camembertharbou)でもメイクについての情報を発信中!
1985年生まれ。東京在住の普段は会社員をしている兼業漫画家。 飲み会好きな下戸。南極へ新婚旅行に行くお金が欲しいと思っている。 25歳まで彼氏ができなかった著者がやっとまともな男性と結婚するまでいろいろと試した実話を描いたコミックエッセイ「まだモテてないだけ。」(KADOKAWAメディアファクトリー)が発売中。 ※表紙が黄色で背表紙が白なので書店で探す際はご注意ください。 Instagram(@camembertharbou)でもメイクについての情報を発信中!
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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