お酒の力で友達に!? 建前トークの仲の2人が宅飲みしてみたら。
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

お酒の力で友達に!? 建前トークの仲の2人が宅飲みしてみたら。

第7回 【いもむし女子部ダイエット記録】
アラサー女子のぶっちゃけトーク炸裂!
▲ひとり飲みに果敢にチャレンジしてきた筆者。
30歳を目前とし、ひとりで飲みに行けるようになりたい! と、 赤提灯系からおしゃれなバルまで“女子ひとり飲み”にチャレンジしてきた筆者。

そんな企画を進めていく中、副編集長である藤田さんも「お店でひとり飲みをしてみたい女子」だということが判明しました。
▲7号食ダイエットに挑んでいたかつての藤田さん。
彼女の場合はそもそも友達が少なく、ひとりどころか友達と飲みに行くことすらほとんどないのだとか。だから、いつも仕事帰り、缶ビール片手に隅田川沿いを歩いて飲んでいるそうです。

藤田:「ひとり缶ビールで晩酌もいいけれど、たまには誰かと飲んで本音で語らいたい!」

そんな心の叫びを聞き、筆者は彼女を自宅に招待することにしました。仕事上でしか会話をしたことのないふたりですが、酒が入るとどんな化学反応が起きるのでしょうか。

■ひとり飲み好きな女子の宅飲みパーティー

藤田:「来ちゃった」
彩香:「わざわざありがとう!」

せっかく宅飲みをするなら、おつまみは自分たちで作ろう!
▲おつまみの材料は全部でこんな感じ。
と、いうことで、普段あまり料理を得意としないふたりですが、ALICEYの記事にあった簡単に作れるおつまみ作りにチャレンジしてみることにしました。
▲トースター機能を使うだけの簡単レシピも!
<今回参考にしたレシピはこちら>

いち早くお酒の力を借りないと打ち解けられない……ということで、とにかく簡単なものをセレクトしました。
これはいろんなフレーバーのチーズに海苔やベーコン、餃子の皮を巻いて焼くだけの「悪魔のチーズ巻き」。包丁などは一切使わないので楽チンです!
これは1/4のキャベツを豪快に焼くだけのキャベツステーキ。今回はコンソメをかけるなどしてアレンジしてみました。
色鮮やかなこれは、牡蠣の缶詰をベーコンで巻き、カットした食パンの上に乗せてトースターで焼くだけの「馬上の天使」。簡単なのにとってもオシャレ!
▲レシピを参考に作ったものがこちら。
どちらも大雑把な性格。よって、インスタ映えのするような盛り付けはできませんでしたが、なんだか美味しそうにできました!
藤田:「お酒飲めればなんでもいいよ」

■いよいよお待ちかねの乾杯!

藤田:「ビールの注ぎ方には自信あるよ」

彩香:「さすが、家でひとり飲みばかりしてるだけありますね。なんで、お店でひとり飲みしないの?」

藤田:「実は、2回くらい角打ちにチャレンジしたことあるんだけど。2回とも『ナンパ待ち』に間違われて、男性に連絡先きかれたり、話しかけられたりで、あまり楽しめなかった……」

彩香:「女子ひとり飲みあるあるですね」
藤田:「別に寂しいわけでもないし、ナンパされたい訳でもない! 偶然隣の人と会話が弾むっていうのは大歓迎なんだけど、下心オンリーで声かけられるのはな……。基本はひとりでしっぽり飲みたいだけなのに」

彩香:「それはもしかすると、お店選びを間違えてるかも」

藤田:「というと?」

■ナンパは嫌! 楽しくひとり飲みするワザって?

▲見た目は大胆だけど美味しいキャベツステーキ!
彩香:「ひとり客が結構いて、お店自体が出会いの場になってるようなところも最近は多いんですよ。おしゃれな角打ちのお店なんか特にそうかも。だから、話しかけられたくないなら客同士がフランクに話ができるようなお店は避けたほうがいい!」

藤田:「なるほど」

彩香:「私はひとりで飲んでいて、男性に話しかけられたことはほとんどないよ。先に店員さんと仲良くなって、そこで盛り上がっていれば『寂しそう』という雰囲気も出ないしオススメ」

藤田:「なるほど……手持ち無沙汰な感じを出さない方がいいのか」
▲飲みながらも真剣にひとり飲みの極意を聞く藤田さん。
彩香:「家でひとり飲みもいいけど、家では食べられないようなおつまみに出会えるのが外飲みの醍醐味。お刺身やいろんな種類のタパスなど、家でひとりじゃこんなの作らないよなぁ、という料理を食べながらお酒を楽しみたいよね。

あと、オープンキッチンのお店はいいよ。(イケメン)店員さんが料理をしているところを見るだけで、癒されるっていうか満たされる(笑)」

藤田:「確かにそれなら手持ち無沙汰にならずにすみそう〜。わかるよ、私たち忙しいもん、癒し大事(笑)」

■離婚経験から学ぶ! 話題は必然的に恋愛話へ……

お酒も入ってきて、心を許し始めたふたり。話題は自然と恋愛の話になりました。
▲ALICEY記事にあったいろんな梅酒の飲み方にチャレンジ! 酒飲みなふたりはお茶割りがさっぱりしていて好みでした。
藤田:「彩香さんって、基本イケメン好きだよね」

彩香:「付き合う人はイケメンじゃない方がいいけれど、見るのは好き」

藤田:「アラサーになると、付き合うなら顔よりも性格を重視しない?」

彩香:「結婚(将来)のことを考えるからね」
藤田:「私、一度結婚してたんだけど、やっぱり月並みだけど性格や価値観が合う合わないは本当に大事だと思ってる!」

彩香:「例えばどんなことが合わなかった?」

藤田:「生活に対するこだわりの有無かな。基本、私が結婚生活全般に興味がなかったの。籍を入れてただけで良くて、指輪も式も新婚旅行も何もなかったし、欲しい(したい)とも思わなかったし。向こうはそれなりに考えてくれてたんだけどね……」

彩香:「(なぜ結婚した)」
彩香:「結婚式を挙げないカップルは離婚する率が高いって言うけれど、本当だと思う?」

藤田:「思う。結婚したという自覚や周囲に対する責任が芽生えるし、決意も新たになるだろうしね」

彩香:「確かにいろんな人に祝福されると、簡単には離婚できないって思うかも」

藤田:「私は『とりあえず結婚してみよう、ダメになるならそれはそれで仕方ない』と思っていた。お互いにそういうスタンスならうまくいくこともあるだろうけど、どちらかが『ダメにならないよう努力すべき』と思っている場合は、価値観にズレが生じるよね」

■浮気の心配はする? しない?

彩香:「藤田さんって、基本付き合う相手に興味がないのかな」

藤田:「人によるけど、そうかもしれない。昔、遠距離で付き合ってた人がいたけれど、その人とは別に会わなくても平気だった。離れている方が、見なくて良いもの見ずに済むし、だから無駄に嫉妬もしなくて済む(笑)」

彩香:「遠距離だと、向こうで浮気してるのでは? とは思わない?」

藤田:「これは遠距離でも近距離でも同じだけど、相手がどこで何をしているのかなんて全部把握するのは無理だよ。だから相手が浮気しているかどうかなんて真実はどっちでもよくて(もちろん浮気していないに越したことはないけど)、自分が相手を信じられるかどうかの方が大事だと思ったんだよね」
彩香:「確かに。他人の事なんて、疑い始めたらキリがないしね」

藤田:「そうそう。疑うとさ、不安にならなくていいことでもいちいち不安になって、好きな気持ちが不安に飲まれてしまうからね。でも、相手も私と同じスタンスじゃないと『心配じゃないってことは、俺のこと好きじゃないの?』と勘違いされるのよ!」

彩香:「信じてるから心配はしないんだよ、と伝えることが大事かもね」

藤田:「言葉だけで通じればいいんだけどね(笑)」
恋愛や結婚など、アラサーの”いもむし女子”ならではの悩みが炸裂した夜。

もともと仕事上の相手との宅飲み。最初はどうなるか不安でしたが、お酒が入ることで自分をどんどんさらけ出せ、本音で話せてスッキリ! ストレス発散にもなったような気がします。

ひとりで飲むのもいいけれど、こんな風に誰かと悩みを共有しあって飲むのも楽しいな、と思った筆者なのでした。

(彩香+編集/藤田佳奈美)
彩香(筆者)
彩香(筆者)
ALICEYいもむし女子部所属ライター。一人でランチもラーメンも牛丼も行けないけど、一人飲みには憧れる!そんな蝶を目指すいもむし女子を代表して、女子でも一人で飲みに行けるお店を見つける旅にでます。 @haru_17_index
彩香(筆者)@haru_17_index
どんな蝶にもなれる可能性を秘めた伸び代がある「いもむし女子」が、日常をほんの少し変えるべく、趣味を開拓したり、苦手なことに挑戦するアカウントです。皆さんも一緒に頑張ってみませんか?
彩香
彩香
フリーランスライター・エディター。家なし金なし彼氏なしの生活を送っていたが、今年交際0日婚を決める。ミニマリズム信者
フリーランスライター・エディター。家なし金なし彼氏なしの生活を送っていたが、今年交際0日婚を決める。ミニマリズム信者
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。