エビの尻尾に含まれる栄養素・期待できる美容効果についてご紹介!
この記事は「美BEAUTÉ」から提供を受けて掲載しています

エビの尻尾に含まれる栄養素・期待できる美容効果についてご紹介!

エビフライなどのエビ料理は、尻尾まで食べる派ですか?「カリカリして美味しい」「硬くて食べづらい」など賛否あるかと思いますが、エビの尻尾には女性に嬉しい栄養素が含まれているので、エビを美容に役立てるなら尻尾まで食べることをおすすめします!

エビの尻尾に含まれる栄養素・期待できる美容効果

長寿の象徴と言われており、日本では縁起物として馴染み深い食材の一つ、エビ。エビの身には若返りに役立つビタミンEをはじめ、亜鉛・鉄・マグネシウムといったミネラル類が豊富に含まれています。そして、尻尾部分にも様々な美容・健康効果が期待できる「キチン」という注目の成分が含まれているのです。

【エビの尻尾に含まれる「キチン」とは?】
キチンは主にエビの殻・尻尾に含まれる動物性の食物繊維で、便通を促し腸内環境を整える働きがあるほか、コレステロールなどの有害物質を体外へ排出し、お肌や体の免疫力を高める作用があります。

また、エビを茹でると殻〜身まで赤く変化しますがこの正体はアスタキサンチンと呼ばれる抗酸化成分とのこと。アスタキサンチンは老化の原因となる活性酸素を抑制する働きがあるので、積極的に摂取することで疲労回復やアンチエイジング効果が期待できます。

意外な美容食材、エビの尻尾の下処理方法

エビの尻尾の中に入っている黒い液体には雑菌が含まれているため、そのまま下処理をせずに食べてしまうと、食中毒を引き起こしてしまう可能性があります。エビの尻尾まで美味しく食べるには正しい手順でしっかり下処理を行うことが大切なポイントです。

<エビの尻尾の下処理方法(殻付きの場合)>
1.エビの背を丸めて持ち、殻と殻の間の身に竹串を刺します。竹串を外に向かって引っ張り、背わたを取り出しましょう。
2.尻尾に付いている針のような部分をハサミで少し切り落とし、中に入っている黒い液体を押し出すように水洗いしましょう。
3.包丁の背を使いながら尻尾の水分をこするように外側に押し出します。(尻尾が半透明状になっていれば黒い液体が抜け出した証拠です。)

エビを皮・尻尾付きで調理するなら、ハーブ入りソルトをまぶし、塩焼きにしてパリパリとおせんべいのように食べるのがおすすめです。

いかがでしたか?インナービューティーにご興味がある女性は是非お試しください。


※参考文献
『健康寿命をとことん延ばす 「食」の決めワザ』(永山久夫氏/2013)

 Profile
■監修/MINTO
栄養士。
原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。
https://www.instagram.com/xxmintoxx/
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。 個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
kurumi
kurumi
栄養士。アパレル販売員を経て、2013年より栄養士の資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で執筆中。女性の悩みを解決してくれるような実用的な記事を書いていきたいです。
栄養士。アパレル販売員を経て、2013年より栄養士の資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で執筆中。女性の悩みを解決してくれるような実用的な記事を書いていきたいです。
女性向けに情報を発信するWebメディア「美BEAUTÉ」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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