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自分が求める高級イヤホンで想像を超える極上音楽体験を

第22回 車でスマホで家で「音楽」にこだわるための逸品
自分の好きな音楽を高音質で、高級感あふれるイヤホンで聴きたい。そんな夢を叶えてくれる高級イヤホンだが、特徴やスペックを理解しないで購入したのでは宝の持ち腐れになりかねない。この記事では高級イヤホンの全貌、価格帯別おすすめ商品を紹介する。

高級イヤホンと廉価イヤホンの違いを徹底解説

高級イヤホンと廉価イヤホンの大きな違いは「音質」「周波数帯域の幅」「低音のバ
ランス」「付属機能」の4つ。それぞれ見ていこう。

音質

音質はドライバーユニットの種類、大きさや数によって変わる。廉価イヤホンはドラ
イバーユニットが小さく搭載数も少ないため低音の迫力に欠けるが、高級イヤホンは
ドライバーユニットが大きく複数搭載しているため高音質を実現できる。

周波数帯域の幅

周波数帯域とは「低音と高音の再現力」をHz(ヘルツ)で数値化したもの。高級イヤ
ホンは廉価イヤホンに比べて幅広い周波数帯域をカバーしているため、廉価イヤホン
では聞こえなかった音も聞くことができる。


低音のバランス

サウンドの優劣には、イヤホンの素材や質・厚み・重さなどが関係している。低音を強調しているイヤホンは廉価な製品に多くみられるが、音の輪郭がボヤケやすいという特徴がある。一方、高級イヤホンは低音だけでなく高音までバランスよく表現できるため、奥
行きと広がりのある音像を提供してくれるのだ。

関連記事:重低音に強いイヤホンはこれだ!選んで間違いない21選

付属機能

付属品や付属機能があるというのも高級イヤホンだけにみられる特徴。専用ケースや
ケーブル、マイクなどの付属品や手元でボリューム変更や曲の選択ができるなどの付
属機能がついている。

関連記事:マイク付きイヤホンの使い方や選び方、オススメをご紹介

高級イヤホンに搭載されている2つの性能   

「リケーブル可能」「ハイレゾ対応」の2つが高級イヤホンだけにみられる性能だ。ど
のようなメリットがあるのかについて以下の項目で紹介しているので参考にしてほし
い。

リケーブルが可能

リケーブルとは、イヤホンについているケーブルを他のケーブルに取り替えること。
イヤホンとケーブルの接続部に使用されているMMCX端子を交換することで音質の改
善が図れるため、自分好みに調整することができるのだ。

ハイレゾに対応

ハイレゾ(High-Resolution Audio)とは、CDよりもレゾリューション(高解像度)が
高いデジタルオーディオのこと。CDがもつ「44.1kHZ,16bit」の3〜6倍の情報量
「96kHz,24bit」をもつため「音の太さ・繊細さ・奥行き・圧力・表現力」が桁違いと
いう特徴がある。ライブの臨場感やアーティストの息遣いも感じ取ることができるの
だ。

関連記事:ハイレゾ対応イヤホンは結局どれを選ぶ?徹底ガイド

失敗しない高級イヤホンの選び方!知っておくべき基礎知識

一生モノともいえる高級イヤホン選びで失敗したくないのであれば、基礎知識につい
てしっかりと学んでおかなければならない。この項目では知っておくべき基礎知識に
ついて詳しく紹介する。

形状

イヤホンの形状は「カナル型」「インナーイヤー型」に分けられる。遮音性をどの程度求めるかが一つのポイントとなる。

カナル型

ゴムやシリコンでできた耳栓のようなイヤーピースを耳の穴に押し込んで装着するタイプ。多くのイヤホンで採用されている型であり、安定的で小型かつ遮音性に優れているため、音楽に集中できる。

インナーイヤー型

耳介にイヤホン本体を乗せて装着するタイプ。カナル型と比べるとサイズはやや大きく、開放型なので遮音性も悪い。シャカシャカした音漏れがするため、電車内などでの使用には注意が必要。ただし、その分外の音も聞こえるため、周りの環境にも注意を払いつつ、音楽を楽しみたい場合に適している。

注目の機能

Bluetoothワイヤレス型

従来のイヤホンとは異なり、「コードがない」というのが最大の特徴。現状では、連続再生時間が短い、認識エラーが出やすい、紛失しやすいなどのデメリットもあるが、近年各メーカーが注力しているタイプなので高性能な製品が増えてきている。

関連記事:ワイヤレスイヤホンのメリットや選ぶポイント、おすすめランキング

ノイズキャンセリング型

スイッチを入れることで周囲の音が消え、音楽だけが聞こえるようになるタイプ。ノイズの音波と正反対の音波をぶつけることで音を消す仕組み。本体内蔵のマイクが周囲の音に合わせて調整してくれるため、音量を上げなくても音楽に集中することができるという特徴がある。

関連記事:ノイズキャンセリングイヤホンで快適な音楽体験を。おすすめはこれだ

チューニング

チューニングとはサウンドの傾向を決めるための調整のことである。「かまぼこ型」「ドンシャリ型」「フラット型」の3種類。イヤホンによってどの周波数帯域を強調しているのかが異なるため、どのチューニングが好みかを知った上で選ぶことが大切。

かまぼこ型

中域を強調、低域と高域を抑えたチューニングのこと。周波数をグラフ化した時にか
まぼこにみえることから、この名がついた。クラシックやフォークなどに向く。

ドンシャリ型

低音の「ドン」と高音「シャリ」が強調され、中音域を抑えたチューニングのこと。ボーカルは中音域であることから、ミュージックサウンド向きとされる。

フラット型

特定の音域を目立たせるのではなく、各帯域を均一レベルに調整したチューニングのこと。オールジャンル向き。

高級なイヤホンのメリット

高級イヤホンのメリットは、プラグ交換が可能なこと、高音質であることがあげられるだろう。

プラグ交換が可能

高級イヤホンはプラグ交換ができる製品が多いため、長期使用などで断線した場合でもパーツを交換すれば再度使用することができる。しかし、安価なイヤホンはプラグ交換に対応していないためイヤホン本体を買い換える必要がある。

高音質

安価なイヤホンと聴き比べれば一目瞭然。価格は高価であるが、価格に見合う音質を
堪能できる。音楽を体験したいと考えている方は、まさに音楽体験というものに出会
えるであろう。

高級なイヤホンのデメリット 

高級なイヤホンのデメリットといえるのが費用面。本体価格だけでなく修理費用など
にも目を向けておかなければならない。逆に言えば、費用面が気にならないのであれ
ば高級イヤホンを手にしない理由はない。ただ念の為、以下のデメリットは頭に置い
ておいてほしい。

高額

素晴らしい音質を提供してくれるものの、最近では10万円を超える商品も多い。一概
に、価格が高いほどよい商品とは言えないため、様々な商品を試して最適なものを見
つけることをおすすめする。

修理費用が高額になりがち

本体価格だけでなく、修理代も高額であることが多い。壊れたからといって気軽に買
い換えられる値段ではないため、故障した場合のケアなどについても調べておくこと
が大切。

価格帯別おすすめイヤホンを紹介!

高級という定義は人によって異なるが、価格帯別にオススメのイヤホンを紹介する。
最適なものを見つけることができれば、オーディオライフがより一層素敵なものにな
るだろう。

3万円以下

3万円以下でおすすめの商品は以下の4つ。それぞれの特徴を紹介していくことにする。

BOSE 「SoundSport Free wireless headphones」

BOSE初の完全ワイヤレスイヤホン「SoundSport Free wireless headphones」。StayHear+Sportチップと独自のウィングが快適なつけ心地・装着感を
提供してくれる。1回の充電で最大5時間、フル充電することで約10時間の再生が可能

RHA 「T20」

DualCoilダイナミックドライバーを採用したフラッグシップモデルが「T20」。チュー
ニングフィルターシステムを搭載しており自分の好みに音をカスタマイズすることが
できる。オーバーフックは可変タイプで付け心地も抜群、ノイズアイソレーションも
優れている。

Ultimate Ears 「UE900s」

フラッグシップモデル「UE900」を進化させたモデルが「UE900s」。前作からバスチ
ューブと4基のドライバーの配置を変更することでバランスのとれたサウンドを表現で
きるようになった。着脱式のMMCXコネクターをケーブルに使用しているため、リケ
ーブルにも対応。

形式はバランスド・アーマチュア クアッドドライバーで、周波数特性が20Hz〜20KHz、インピーダンスは30Ω。

qdc 「NEPTUNE」

音質だけでなく視覚にもこだわって制作されたのが「NEPTUNE」。フェイスプレート
には雲母(マイカ)の装飾を用いている。バランスドアーマチュアドライバーは1基し
か搭載していないが、他のドライバーからの干渉を受けないため自然な周波数特性を
生み出すことが可能となった。

形式はバランスド・アーマチュア型で、周波数特性が20Hz〜20KHz、インピーダンスは10Ω。

4万円台

4万円台でおすすめの商品は以下の3つ。それぞれの特徴を紹介していくことにする。

audio-technica 「ATH-LS400」

4基の高精度ドライバーを搭載したクアッドBAヘッドホン「ATH-LS400」。広域×1、
中域×1、低域×2の4基のドライバーが解像度・臨場感に優れるサウンドを表現。コー
ドはワイヤー入りなので、自分の耳の形に合わせてストレスフリーで音楽を楽しめる


形式はバランスド・アーマチュア型で、再生周波数帯域が15Hz〜20KHz、インピーダンスは20Ω。

Klipsch 「X20i」

「X10」のコンセプトやスタイルを継承しつつ、ハイレゾにも対応したモデルが「X20i」。ドライバーがスーパーツーイーターとフルレンジの2基構成になっているので、より高域特性に優れた音質を楽しむことができる。SSMCXコネクタを採用しているのでケーブル交換にも対応。

周波数特性が5Hz〜40KHz、インピーダンスは50Ω。

SONY 「MDR-EX1000」

大口径16mmダイナミックドライバーを採用したことで、低音から高音までバランス
よくクリアなサウンドを表現。装着安定性に優れるフレキシブルイヤーハンガー、イ
ヤーピースも7種類付属しているので自分の耳の形状に合ったものを選ぶこともできる


形式は密閉ダイナミック型でドライバーは16mmドーム型CCAW。
再生周波数帯域が3Hz〜30KHzでインピーダンスは32Ω。

5万円台

5万円台でおすすめの商品は以下の3つ。それぞれの特徴を紹介していくことにする。

FENDER 「FXA7-GOLD」

ダイナミックドライバー1基とバランスド・アーマチュア型2基を採用したフラッグシ
ップモデル「FXA7-GOLD」。定位感・音像ともに優れているので、コンサートホール
で聴いているかのようなサウンドを堪能できる。

形式はハイブリッド型で再生周波数帯域が6Hz〜24KHz、インピーダンスは16Ω。

SHURE 「SE535-LTD Special Edition」

SE535に特別なチューニングを施した限定モデルが「SE535 Spechial Edition」。前作
と比べて高域の伸びがあり、解像度が格段に高くなっている。ケーブルも着脱式なの
で細かい音質の調整も可能。

再生周波数帯域は18Hz〜19.5KHzで、インピーダンスが36Ω。

SONY 「XBA-Z5」

ソニーが独自に開発したHDハイブリッド3wayドライバーを搭載しており、ハイレゾの音源を全帯域で堪能できる。アジャストフリーイヤーハンガーが快適な装着性を、シリコンフォームイヤーピースが抜群の遮音性を提供してくれる。

形式は密閉ハイブリッドで再生周波数帯域が3Hz〜40KHz、インピーダンスは32Ω。

6万円台

6万円台でおすすめの商品は以下の2つ。それぞれの特徴を紹介していくことにする。

AUDEZE 「平面駆動型イヤホン iSINE 20」

世界初となる平面駆動形インイヤーイヤホン「iSINE 20」。大口径30mmのドライバー
を採用しているため、歪みが少ないクリアな音を高音質で楽しむことができる。Cipher Lightningケーブルが付属しているので、iPadやiPhoneでも使用可能だ。

形式は平面駆動式でインイヤー型。
再生周波数帯域が10Hz〜50KHzで、インピーダンスは24Ω。

Unique Melody 「MACBETH II Classic」

ハンドメイドで作り上げられており、同じデザインは2つとしてないのが「MACBETH
II Classic」。金属製の音導管やポートチューニングを採用することで初代モデル「MACBETH」よりも高音質なサウンドを実現している。また、小型化が図られたことでフィット感も抜群に向上した。

形式はバランスド・アーマチュア型で、ドライバーは非公開。
再生周波数帯域が20Hz〜20KHzで、インピーダンスは104Ω。

7万円台

7万円台でおすすめの商品を2つ紹介する。それぞれの特徴は以下の通りだ。

Noble Audio 「Noble Audio Sage」

Noble Audio社が独自に開発したNobleドライバーを2基搭載したモデルが「NobleAudio Sage」。優れた帯域バランスを誇るので、digital audio playerやスマートホンだけでの使用でも高音質を堪能することができる。

形式はバランスド・アーマチュア型。

音茶楽 「Donguri-楓(KAEDE)」

音茶楽の技術とオークヴィレッジの匠の技がコラボしたモデルの第3弾「Donguri-楓(KAEDE)」。液晶ポリマーをトルネード・イコライザーの材質として採用しているので音の余韻をより楽しむことができる。

形式はダイナミック型でドライバーは10mm。
再生周波数帯域が5Hz〜40kHzで、インピーダンスは18Ω。

8〜9万円台

8〜9万円台でおすすめの商品を2つ紹介する。それぞれの特徴をみていこう。

AKG 「N5005」

AKG Nシリーズのフラッグシップモデルが「N5005」。低音域用の9.2mmダイナミックドライバー1基と中高音域用のバランスド・アーマチュアドライバ4基を搭載している。MMCX端子を採用しているのでリケーブルにも対応。音質の変化を楽しむことも可能だ。

インピーダンスは9Ωで、連続再生時間は約8時間。

SHURE 「SE846」

高精度ドライバーを4基搭載しているため、クリアなサウンドと圧倒的な低音域を楽しめる。ノズルインサートを変更することで中高域のサウンドをカスタマイズすることも可能だ。ケーブルは着脱式なので、メンテナンス・アップグレードにも対応。

再生周波数帯域は15Hz〜20KHzでインピーダンスは9Ω。

10万円以上

10万円以上でおすすめの商品は以下の4つ。

AKG 「K3003」

3wayハイブリッドテクノロジーを採用したカナルイヤホンのフラッグシップモデル「AKG K3003」。コンパクトなボディでありながらも最先端技術を惜しみなく投入しているため高級大型ヘッドホンに引けを取らない上質なサウンドを堪能できる。

再生周波数帯域が10Hz〜30KHzで、インピーダンスは8Ω。

Campfire Audio 「VEGA 」

流体金属のハウジングに採用、ADLC(非結晶カーボン)をドライバーに世界で初めて搭載したイヤホン「VEGA」。イヤホン本体の余計な響きが極力抑えられているので、楽器
の音色や響きをダイレクトに感じることができる。

FENDER 「GXA11 タングステン」

ハイブリッドテクノロジーを採用したハイエンドモデル「GXA11 タングステン」。ハイブリッド向けに新しく開発された5つのドライバーが臨場感豊かなサウンドを奏でてくれる。ケーブルは2-Pinコネクターを採用しているため、壊れにくい。

形式はハイブリッド型で再生周波数帯域は8Hz〜22KHz、インピーダンスは43Ω。

SENNHEISER 「IE 800 S」

IE800をベースに再設計し直したのが「IE 800 S」。ゼンハイザーが独自に開発したエクストラワイドバンドドライバーの改良版を使用することで、コンパクトなボディからは想像つかない正確無比な至高のサウンドを楽しむことができる。

形式はダイナミック、カナル型。
再生周波数帯域は8Hz〜41KHz、5Hz〜46.5KHzでインピーダンスは16Ω。

Webメディア「éditeur」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。一部コンテンツは、「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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