コンビニで販売されているモバイルバッテリーの活用場面やスペックを紐解く
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コンビニで販売されているモバイルバッテリーの活用場面やスペックを紐解く

第44回 住まいをもっと豊かにする家具家電
外出時、スマホの充電がなくなるのはよくあることだろう。ただ、今やコンビニでモバイルバッテリーを購入できる時代。モバイルバッテリーを買えば済む話だ。ところで、コンビニで買えるモバイルバッテリーのスペックは知っているだろうか

旅行や外回りでスマートフォンの充電がなくなることはよくある。ネットサーフィンやゲームをしたり、音楽を聞いたりしているとすぐに充電が無くなってしまうだろう。そんなときに頼りになるのが、モバイルバッテリーだ。モバイルバッテリーは今やコンビニでも購入することができる。しかし、そのスペックを知っている方はどれくらいいるだろうか。コンビニで購入できるモバイルバッテリーの中には、Androidしか対応しておらず、iPhoneには対応していないモデルもある。すぐに充電できるかどうかも気になるポイントだ。そこで今回は、モバイルバッテリーの購入時に注意する点や特徴、どのコンビニにどのようなモバイルバッテリーが売っているかなどをまとめている。ぜひ緊急時に参考にしてほしい。

緊急時にモバイルバッテリーがコンビニで購入できることが便利

最近のスマートフォンはバッテリーの性能も向上しており、長時間使えるモデルも多い。ただバッテリーは消耗品で、使えば使うほど劣化してしまう。長い間同じスマホを使っている方の中には、すぐにバッテリーが無くなってしまう方も多いのではないだろうか。そんな時に便利なのがモバイルバッテリーだ。あらかじめ家電量販店などで購入しておくのが好ましいが、肝心なときにモバイルバッテリーの充電をしていなかったり、家に忘れてしまったりすることもある。そんな急を要する時は、コンビニでモバイルバッテリーを購入することが可能だ。

モバイルバッテリーを購入できるコンビニ

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど、大手コンビニチェーンであれば基本的にどこでも購入可能だ。後ほど紹介するように、コンビニによって販売されているモバイルバッテリーが異なるので、余裕があれば比較して自分に合ったものを選ぶとよいだろう。また2018年10月より、ローソンが東京都内6店舗限定でモバイルバッテリーの貸し出しサービスを始めている。誰でも利用可能で、1時間以内に返却すれば料金は150円(税抜)だ。近くに対象の店舗がある場合は、利用してみてもいいだろう。

コンビニで購入できるモバイルバッテリーの特徴

コンビニでモバイルバッテリーを買う場面を想像してみてほしい。急場の間に合わせで必要になる場合が多いのではないだろうか。コンビニで売っているモバイルバッテリーはそんなニーズを満たすために一定の特徴があるのだ。それではコンビニで購入できるモバイルバッテリーの特長を見ていこう。

値段は比較的安価

コンビニで販売されているモバイルバッテリーは、1,000円代〜3,000円代のものがほとんどで、お手頃な価格となっている。機能にもよるが、1,000円以下で購入できるタイプもあるため、緊急時にとにかく少しでも充電したいという方は、このタイプの購入を検討すると良いのではないだろうか。

購入後そのまま充電可能

充電タイプのバッテリーはすでに充電されているため、購入後すぐ使用することができる。また、乾電池タイプのものは乾電池がすでに同梱されているため、追加で購入しなくてもすぐに充電することができる。

スマホへの充電が可能な容量

コンビニで購入できるモバイルバッテリーの充電可能容量は1,000〜2,000mAhほど。iPhoneのバッテリー容量は
iPhone7:1,960mAh
iPhone8:1,821mAh
iPhoneX:2,716mAh
となっているので、iPhone各種をギリギリ1回フル充電できるか、70%くらいまで充電できる容量である。Androidは多くの機種が3,000mAh前後なので、フル充電は難しいだろう。

出力

出力(充電の速さ)は1Aほどが多い。充電完了までの速度は機種によって差があるが、だいたい2時間〜3時間程度だ。

モバイルバッテリー自体への充電可能回数

モバイルバッテリーは、平均で500回ほど充電が可能だ。1日1回使っても、1年半近く使用できる計算になる。

同梱内容

microUSBが同梱されている商品は多いが、iPhone専用のケーブルは同梱されていないことが多い。iPhone専用の記載があるもの以外は同梱されている端子が異なるため、変換プラグか、iPhone専用のライトニングケーブルが必要になるので注意が必要だ。

コンビニで購入できるモバイルバッテリーを選ぶ上での注意点

コンビニで購入できるモバイルバッテリーは、種類によって対応している機種が異なる。例えば、Androidには対応しているものの、iPhoneには対応していない場合があるのだ。そのため、購入の際にはパッケージに記載されている情報を確認する必要がある。多くの場合、パッケージ裏面に詳細が記載されているので、チェックしておこう。

コンビニで購入できるモバイルバッテリーとコンビニ名一覧

最後に、大手コンビニで購入できるモバイルバッテリーをまとめる。「モバイルバッテリーを買おうと思って入ったコンビニにほしいものがなかった」という事態にならないように、余裕があればあらかじめ確認しておいてほしい。

ファミリーマート

まずはファミリーマートから確認していこう。ファミリーマートは、2019年2月末時点で、全国に16,430店舗を展開している。見かけることの多いコンビニだろう。

多摩電子工業「Lightning電池交換式チャージャー FID33LW」

多摩電子工業が展開するモバイルバッテリー。ファミリーマートで扱っているモバイルバッテリーは多摩電子工業のモデルが多い。重量は43gと非常に軽く、高さは10cm未満と手のひらサイズだ。iPhone用のモバイルバッテリーで、ライトニングケーブルが同梱されている。

メーカー:多摩電子工業
サイズ:W64.5×H88.5×D20mm
重量:43g
対応機種:iPhone

多摩電子工業「電池3本交換式チャージャースマホ用 FD31S」

電池式のモバイルバッテリー。iPhoneとAndroidの両方で使うことができるが、ライトニングケーブルは同梱されていないので、iPhoneを充電したい場合は別途ライトニングケーブルの用意が必要である。

メーカー:多摩電子工業
サイズ:W48×H83×D20mm
重量:102g
対応機種:iPhone、Android

セブンイレブン

次に紹介するのが、セブンイレブンのモバイルバッテリー。セブンイレブンは2019年2月末時点で全国に20,876店舗を展開しており、国内最大規模だ。

TOPLAND「ライトニング 電池交換充電器 M4161」

iPhone対応の電池式モバイルバッテリー。単3形乾電池が4つ必要。ライトニングケーブルが同梱されているので、購入後にそのままiPhoneを充電することができる。

メーカー:TOPLAND
サイズ:W60×H79×D19mm
重量:145g
対応機種:iPhone

ローソン

続いて紹介するのはローソンのモバイルバッテリー。2019年2月末時点で全国に13,992店舗を展開しており、こちらも見かけることが多いだろう。

多摩電子工業「リチウムチャージャー3000 Cコネクタ付 AL61SCW2」

ローソンも、ファミリーマートと同じく多摩電子工業のモバイルバッテリーを取り扱っている。2,200mAh、出力は1.5Aと、コンビニで購入できるモバイルバッテリーの中では容量が大きく、充電速度も速い。同梱されているケーブルはMicroUSBとUSB Type-C変換プラグで、ライトニングケーブルを使えばiPhoneの充電もできる。

メーカー:多摩電子工業
サイズ:約W64×H93×D11mm
重量:約80g
対応機種:iPhone、Android

多摩電子工業「Lightningリチウムチャージャー2300 ACIL01L2」

iPhoneに対応したモバイルバッテリー。PSEに対応しており、安全性はお墨付きだ。ライトニングケーブルが同梱されているため、購入後すぐに使うことができる。

メーカー:多摩電子工業
サイズ:約W63×H105×D13mm
重量:約79g
対応機種:iPhone

ミニストップ

最後に紹介するのはミニストップ。2019年2月末時点で全国に5,450店舗を展開している。ここまでに紹介した3つのコンビニに比べると見かける頻度は多くないが、いざというときに頼りになる存在だ。

CENTURY DIRECT「ビジネスカードチャージャー BC12-01」

出力用MicroUSBがモバイルバッテリー本体とつながっており、ケーブルを本体に収納することができる。大きさは名刺と同じくらい。厚さ5.4ミリと、薄型でコンパクトなモバイルバッテリーだ。

メーカー:CENTURY DIRECT
サイズ:W56×H88×D5.4mm
重量:38g
対応機種:Android

CENTURY「ヘラクレススマートフォン」

単3形アルカリ乾電池4本を使うモバイルバッテリー。80cmあるMicroUSBが同梱されているので、充電しながらスマートフォンを使うことも比較的簡単にできる。

メーカー:CENTURY
サイズ:W70×H140×D44mm
重量:不明
対応機種:Android

※画像はイメージであり、紹介している商品とは異なります。

Webメディア「éditeur」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。一部コンテンツは、「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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